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TEA BREAK(雑記帳)

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私の雑録です。紅茶の話。映画の話。読書記録。
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#読書感想文

BOOK📚読書ノート①

「変な家」を読みました。 娘は作者の雨穴さんのファン。 喜んで本を貸してくれました。 登場人物は、ほぼ3人。 筆者。WEBライター。 設計士。筆者の知り合い。 相談者。埼玉の女性。 基本的には、この3人が喋っているだけ。 (推理をする)設計士の話を ただ聞いているだけです。 変な家の間取り・家系図。 複雑なストーリーです。 (私の頭は大混乱🌀) 私の感想(覚書) 少しネタバレを含みますので、ご注意下さい。 * 私の心は・・・ (名前がチラッと出てくるだけの)Kさ

BOOK📚読書ノート②

「夜明けのすべて」 先日、映画を見たので、原作を読みました。 (本は娘から借りました。でも、私が先に読むことになるとは・・・。) 私の感想(覚書き) * PMSの藤沢(美沙)さん パニック障害の山添くん この二人の物語です。 藤沢さんは、月に一度、PMS発作が起きて怒りっぽくなります。 でも、会社の同僚に助けられ、仕事も きちんと こなしています。 「藤沢さんが怒って、その翌日お菓子がもらえるのは、恒例のお楽しみ」 これは社長さんの言葉です。 理解ある素敵な職場で

BOOK📚読書ノート④

「博士の愛した数式」 図書館で借りてきました。 2004年本屋大賞受賞。気になっていた本です(遅) *感想* 博士、家政婦さん、そしてルート君(家政婦さんの息子)、 三人が本当の家族のようで、心温まる素敵な物語でした。 (認知症の方との付き合い方も、家政婦さんの視点で書いてあり、とても分かりやすかったです。ルート君が良い子で泣けました) 10数年後、ルート君が数学の先生になったのが嬉しかったです。 読書メモ📝私の覚え書 (博士が語る数字の話が面白かったので・・・ここに

BOOK📚読書ノート⑤

「舟を編む」を読みました。 2012年の本屋大賞受賞作です。 *読書メモ* 「辞書とは、言葉の海を渡る舟」 「海を渡るのにふさわしい舟を編む」 (編む:いろいろの文章を集めて書物を作る。編集。) 辞書を編む。 辞書編集部(言葉の達人)の物語。 読み応えのある本でした。 * 辞書作り。 想像を絶するような膨大で莫大な作業。 20万以上の見出し語、原稿依頼、用例確認、校正刷り、 さらに 表紙の装丁、辞書の紙質(ぬめり感)、インク選び、 一つ一つが丁寧に進められていく。