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「ジョングクみたいなかっこいい手にしたい!」という5歳児

5歳の我が子が「ジョングクみたなかっこいい手にした!」と、手の甲にマジックペンで「ARMY」と書いて嬉しそうにしていて、めちゃめちゃ嬉しくなりました。そうなんだよ。ジョングクの手は、すごくかっこいいし、可愛いんだよ。

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ここ数日、BTS ジョングクの右手・右腕にあるタトゥーについて反対の声を所属事務所に届けるための署名という、なかなかにやばい署名活動をオンラインサイトでしていた人とそれに賛同して署名をする人がいたことで、ARMYたちがめちゃめちゃ怒ってる。

「こんな署名活動は間違っているし、そもそも人が自分自身の身体をどう扱おうと、他人がそれに対してとやかくいう権利はない」というのが多くの人達の意見で、私も本当にそう思う。

「タトゥーが嫌い」という意見は別に偏見でもなく、ただの個人の感想なので、その意見を持つことは自由にしたら良いけど、だから入れるなと他人に強く迫るのは、違う。静かに、自分入れない。嫌な気分になるから見ない。でとどめておいてほしい。

「ジョングクみたいなかっこいい手にしたい」と言っていた子は、もちろんこんな騒動などは知らず、真似をして自分の手の甲に油性マジックで「ARMY」と書いていた行動はタイムリーではあるものの、ほんとうにただ「かっこいい!」という憧れからの行動で、ああ、タトゥーにまつわるいろいろな世間の反応を知らない子からみても、あれは純粋に素敵に思えるんだなあ。と、ほぉ~っと思いました。

でも、その子を見て私は反射的に「マジックで手に書くのは良いけど、ほんとのタトゥーは入れないでほしいなあ」となんの気無しに思いました。それで、はっと思ったのですが、ああ!これだ!こういう考えが極端になったらやばいんだ。

ジョングクのタトゥーに反対してやばい署名活動をしている人に、それは人権侵害だ。あなたが今やっていることは間違っている。という意見をいうのであれば、ジョングクであれ別の人であれ、家族であったとしても、もとやかく言っちゃあいけないんだ。

ずっと前、私が高校を卒業した次の日に、わーい!とピアスを開けたら、おばあちゃんにものすごく怒られた。「親からもらった体に傷をつけるな」と言われたな、というのを思い出した。大学に入ってから金髪に染めて、親にものすごく嫌がられて、いつまでもそのことを事あるごとに言われている子もいた。子どもの体は、本人だけのものではない。という考え方が、他の国はわからないけど、日本では昔からの文化というか共通認識のようなものとしてずっと根付いてきているけれども、今この時代にはそんな共通認識は捨ててほしいし、冗談じゃない。

もし、子が、日本全国の温泉やスーパー銭湯を制覇することが人生最大の楽しみで目的だとか、タトゥーが入っているとなれない職にどうしても就きたいとかであれば、止めておいたら?と一度は言おうと思うけど、すくなくとも成人して、いろんな懸念を踏まえた上でもそれでもやりたいと言うような場面がきたら、好きにさせようと。そういうふうに考えるようにしていこうと思いました。今回のことに関して、Twitterであれやこれやのいろんな方々の意見を見て。

いちファンとしては、なかなか見せてはくれないジョングクの右腕のタトゥーがぜひ見たいから(あの美意識高くてかっこいいのに可愛いジョングクが「かっこいいな!嬉しいな!」と思って入れたんでしょ?そんなの当然かっこいいだろうし、見たいよー!)、半袖着て出てきてくれてええんやで~とわっくわくで期待するけど、ジョングクがARMYには見せたくなくて、プライベートな場面で自分の右腕をみてわくわくしてるなら、本当にそれで良い。

去年、日テレで放送されたBest ArtistでのDynamiteのステージ、最初がジョングクの手のアップから始まるところ。何度見ても、いつ見ても最高。ジョングク、いつも幸せにいてくれよな。


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