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蔵の片付け

蔵は大切なものを保管するところだが、
多くは不要物の倉庫になっている場合が多い。
モノを得ることが幸せだという昭和の残骸の多くが詰っている。
家の片付けでさえ大変なのだから、
蔵の片付けまでは手が回らないことは少なくない。

空き家対策で一番ネックだった蔵の片付け、
「蔵の片付け探検隊」と銘打って行った経験があったので、
古民家の蔵も探検隊を募って片付けた。
「へえ~!」と思うものから、「何で?」と思うものまで
蔵は時代の縮図が詰っている。

京都の東寺のフリマに行った際に、
良くこんなものが売れるなあ・・・と思ったが、
そんなことを言っていたら蔵は片づかない。
蔵ごと車に積んで、都会でフリマをやったらすぐに片づくのだろうね。

探検隊のおかげで、
蔵は空っぽになった。


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