三光焼の調査と展示

2024年5月から新潟県立歴史博物館が上三光地内で
かつて存在した三光焼の発掘調査が行われた。
地元という縁から調査に協力した。
事業主の分家であったことから
古民家の当主に話しを聞く機会が増えた。

歴史は光だけでない。
語りたくないことも少なくない。
三光焼は大正時代にあった焼物だが、
今回の発掘は、それ以前の明治初期のもの。
時代の断片はかすかに残っている。
いろいろな発見があった。

家を処分することになったことで、片付けていたら、
偶然、大正期の三光焼の事業組合の設立書が出てきた。
家の処分と調査、これらが重ならなかったら、
出てくる書類では無い。
当時の社会経済が垣間見られた。

これが縁で、調査終了後に古民家で展示会を行うことにした。
新潟県立歴史博物館移動展
「三光石とやきもの」
2024年10月から1ヶ月地元での展示会となった。
古民家の活用に繋がった企画だった。


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