古民家、付き合いの始まり

現代社会で家はヤドカリみたいなものだが、
分家に出て家を持ち、
家が生計そのものの時代で育った当主にとって、
生家はこころの拠り所だったと思う

定期的に通ってきて維持管理していたが、
なかなか出来ることではない。
家は住まなくなると朽ちていく。
定期的に家の空気を入れ換え、
庭木の手入れ、草取り、冬囲い、
愛着があってもなかなか出来ないことである。

思い入れなる家の処分に際して、
お試し活用体験を申し出たわけだが、
二つ返事でOKをいただき、
家のカギを託して下さった。
これが、この古民家との付き合いの始まりである。

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