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躁勝寒 靜勝熱 (そうはさむきにかち せいはあつきにかつ)

老子シリーズ4回目。

1回目占いの上手な活用方法《大成若欠 其用不弊》
2回目全員の今は満ち溢れている~《大盈若沖 其用不窮》
3回目生きやすさの秘訣~《大直若詘 大巧若拙 大辯若訥》

もどうぞ(^▽^)

4回目の今日は、

【躁勝寒 靜勝熱】
(そうはさむきにかち せいはあつきにかつ)

動けば寒さをしのげ、静かに止まれば暑さをしのげる。
自分が求めている事を知り、行動に移す。

雲の合間の光

もう、老子さん、本当にスミマセン!
ここまで来たら、私の見解でしか書けません。

私ならどう読み解くか…?
という内容ですので、学術的な事はノータッチです(-_-;)

占い師として、皆が少しでも幸せを感じられるようになるためには…?
というメッセージを込めた見解となります。

禅の精神でもそうですが、
寒ければ動けばいいのです。
暑ければ風が通る場所でじっとしていればいいのです。

要するに今の自分の状況を冷静に観察して、自分自身が何を求めているのかを明確にする事。

そして、求めているものを得るために行動に移す。
ただ、それだけ。

でも、
「何を求めているのか?」
が、見えていない人も多いのです。

片付いた部屋で生活したいのなら、片付ければいい。
何かを学びたいのなら、学べばいい。
歌を歌いたいのなら歌えばいいし。
身体を動かしたいのなら運動すればいい。

すべてがこのように単純なのに。
人は自分で難しくしてしまっているのです。

それは思考や感情が邪魔をしてしまうから。
思考というのは、今まで得た知識や経験からくる自己防衛でもあるので。
なかなか取り払う事は難しいのでしょう。

思考が雲となり、自分自身の太陽を隠してしまう。
下手したら、大雨を降らせてしまうかもしれない。

自己防衛だけなら良いのだが、罪悪感まで招いてしまう。
複雑に考えてしまうから、複雑に解決しようとしてしまう。

だから何が何だか分からなくなり、
本当の自分の望みが見えなくなる。

例えば、本当の望みが
「体重を落としたい」
だとしたら、運動は少し違う。

運動したら筋肉量が増えて、ぜい肉よりも筋肉の方が重くなるので、体重は減らない。
食物を摂取する量を減らせば、体重はそのうち落ちる。

本当の望みが
「筋力をつけたい」
だとしたら、運動すればいい。

どちらも望むなら、
どちらもすればいい。

本当の望みは何なのか?
今一度、考えてみると答えが明確に見えてくる。

大川沿いの朝陽

本当の自分はいたってシンプルです。
だから望みもシンプルなのです。

なのに、
自分で複雑に望んでしまい、
できない理由を連れてきて、
罪悪感に苛まれる。

本当は望んでいない事を、
望んでいる事にしてしまう。

何かから逃げたいから。
何かと向き合いたくないから。
何かを認めたくないから。

イロイロな理由を持ってくるのは、思考は大得意。

データも生きてきた分だけ集まっているから。
自分のちっぽけなデータを万能としてしまい、
『行動しない』
という選択をする。

本当は望んでいないのなら、初めから考えずに、
「望んでいない」
と結論を出せばいいのに。

なぜか
「できない理由」
を持ってきたがる。

やりたいか。
やりたくないか。

どちらかなのに。

「やりたいけど○○だからできない。」
と答えを出す。

そこで、また1つ
「できなかった自分」
を作り出し、罪悪感に苛まれる。

その繰り返しで何十年と生きてきたら、
その思考の罠から抜け出すのは難しい。

本当の望みがわかると、話は早いのに。
複雑な思考回路で、更に複雑にしてしまうのが人間です。

私もそうだから、よ~くわかります。

たとえば私の例を出すとしたら。
「女子力上げたい!」
という望みだとしましょう。

でも実際は、
流行りのファッションやスイーツに興味が無いというか、
それ以外にもっと興味がある事が多くて、
ファッションまで気が回らないというか・・・

という理由がたくさんでてきます。

そして、やらない。
だから、もう望まない事にしました(笑)

「女子力上げたい」
とは思いません。
が、
「人間力を上げたい!」
とは思います。

だから、最低限相手を不快にさせない言動や服装を心掛けるようにしています。
まだまだかもしれないけど、私なりに心掛けている。

別の望みの例を出すと…
10年くらい前までは
「家族のシアワセが自分のシアワセ」
と考えていました。

が、
家族のシアワセを考えて自分が我慢しているのは違うと理解してからは、
「自分のシアワセが家族のシアワセ」
と改めました。

別にワガママ放題、好き勝手して過ごしている訳ではありません(笑)
私は家族が大好きなので、家族と過ごすことが自分のシアワセにつながるだけです。

そして、それが家族のシアワセにもつながる。

「家族のために…」
と思っていた時は、きっと家族は、私がうざかったでしょう(笑)

アレコレ口うるさく言っていたと思います。
あなたのためだから…という気持ちも前面に出ていただろうし、
私がこれだけやっているんだから…というエゴも伝わっていたでしょう。

私も我慢しているんだから…とかね。

今は、自分のシアワセのために家族のそばにいる状態。

なるべく一緒にいたいから、家族が帰宅する時間までに帰るようにする。
とか。

なるべく家族が帰宅する時間に夜ご飯を作っておきたいから。
とか。

なるべく家族が困らないように…
という視点で動いているので、
必要最低限のお世話しかしていませんが(笑)
私も無理をしなくなりました。

そして、
家族にも必要以上に求めなくなりましたので、みんな無理をしていないと思います。

ちょっとくらい「良い子ぶりっこ」がいてもおかしくないよね?
と思うくらい、誰も無理しません(笑)

バリの家族シルエット

これが良いのか悪いのかは、私にもわかりません。
でも、それぞれが向上したい部分を持ち、そこを向上させればそれでOK。
と、私が自分で思うので、私的にはOKなのです。

そういった「自覚」のひとつひとつがシアワセ度を高める。

自分がOKならすべてOKだと、自信を持ってくださいね♪

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