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【ウマ娘】新規実装ウマ娘の元ネタまとめ【競馬】

ウマ娘、始まりましたね!!!!

新規実装ウマ娘が盛りだくさん!!そして予想がかなり外れる結果に!!


このビッグウェーブが波立ってるうちに新規ウマ娘の史実についてまとめてみます。

①キタサンブラック、サトノダイヤモンドが好きな方
②テイオーやカノープスが好きな方
③オペラオー、アドマイヤベガが好きな方

にとっては、新規実装ウマ娘の史実を知っておいた方が格段にウマ娘に対する解像度が上がるのでぜひお読みください。


では参ります!!

既にウマ娘になった名馬たちのまとめはこちらから↓↓

ナリタトップロード

クラシック1999世代
サッカーボーイ(ディクタストライカ)
産駒(子供) ベッラレイア
主な勝ち鞍 菊花賞
適正・脚質 中〜長距離/差し・先行
特徴 良馬場の長距離で無敵の強さ

まずは以前から実装されてたこの馬から。

皐月賞馬テイエムオペラオー、ダービー馬アドマイヤベガとクラシック3強を築いたナリタトップロード。
通称トプロと呼ばれ、サッカーボーイ(ディクタストライカ)の子であることや、そのレースっぷりからファンがめちゃくちゃ多かった馬です。

父サッカーボーイ(ディクタストライカ)はシングレでも描かれてる通り激しい性格なんですが、トプロはそうでもないです。母に似たんでしょうね。

でも、類稀なる競争能力の高さは遺伝しており、後の最強馬オペラオー相手に菊花賞を勝つという、まぐれじゃできないことをやってのけてます。


そして、個人的ベストレースが2001年阪神大賞典。
とにかく良馬場長距離に強いトプロの真価が発揮されてるレースです。

前の馬がすごい速さで逃げたのを見事に捉え、3000m世界レコードを叩き出してます。
後にサトノダイヤモンドがこのレコードに迫るタイムを出してますが、阪神大賞典のレコードとしては未だに破られてないはず。

でも、天皇賞(春)では3年連続雨を引いてしまい、パンパンの良馬場発走とはならず、オペラオーとマンハッタンカフェに負けてます。

天皇賞(春)3年連続3着。でもGII5勝。それもGI馬がわんさかいるGIIしか出てなくてこれなので、ポテンシャルは相当な馬です。
アプリに実装された日には、絶対に天皇賞(春)を勝たせましょう!


サクラローレル

クラシック1994世代
父 レインボウクエスト
産駒(子供) サクラセンチュリー
主な勝ち鞍 天皇賞(春)有馬記念
1996年JRA年度代表馬

適正・脚質 中〜長距離/差し・追い込み・先行
特徴 体質と戦いながら掴んだ栄冠

トプロと並んで「なんでこの馬実装されてないんだ」枠だったサクラローレル。満を持して、です。

ナリタブライアンと同期で、ライバルはマーベラスサンデー、マヤノトップガン、ナリタブライアンです。

あまりにも体質が弱く、デビューは3歳に遅れ、脚に負荷のかかりにくいダートを試したりとかしつつも、ポテンシャルは抜群なのでそこそこ勝ち上がり、青葉賞でも3着。

4歳になって馬体が完成しかけてからようやくちゃんと走れるようになり、重馬場中山金杯(GIII)を後続を突き放して勝利すると、その後も結果を残し続け…

故障したナリタブライアンが阪神大賞典でマヤノトップガンとマッチレースを繰り広げ、「この調子なら天皇賞でも…!」と願ったファンの夢を砕き、見事GI馬になりました。

このあたりの各々の心情とかもウマ娘でどう描かれるのか楽しみですね。


そんなローレルのベストレースは同じ年の有馬記念。
ローレルの騎手はセイウンスカイと同じ横山典弘(ノリさん)なのですが、天皇賞(秋)にて進路を失い負けてしまうというミスを犯してしまいます。

調教師で元騎手の境先生は大激怒し、この有馬で勝てなきゃ次は無い、という状況でした。

レースはローレル、マヤノトップガン、マーベラスサンデーの3強と、ヒシアマゾン、ロイヤルタッチ、ダンスパートナー、ジェニュインら強豪が集う中…

すごい脚で突き放して圧勝です。
文句無しで年度代表馬になり、翌年は凱旋門賞挑戦も視野に入れていました。
今でこそ当たり前に凱旋門賞目指してますけど、当時としては前例がほぼない未開拓領域でした。

しかし、前哨戦のフォワ賞で腱を断裂してしまい、一時は命も危うい状態に。
なんとか一命は取り留め、2020年まで生きました。

ウマ娘では最後まで無事に走らせてあげたいですね。


ヤマニンゼファー

クラシック1991世代
父 ニホンピロウイナー
主な勝ち鞍 安田記念連覇天皇賞(秋)
適正・脚質 スプリント〜マイル/先行
特徴 そよ風、というには強烈すぎた。

テイオーはシンボリルドルフという偉大な父の背中を追い続けていましたが、ゼファーにも追う父の背中がありました。

ニホンピロウイナー
まずはこのCMをご覧下さい。

ニホンピロウイナーはその強さ故に「マイルの皇帝」と呼ばれていました。ルドルフが同時期に皇帝してたからです。

そして、皇帝の子と同時期に生まれたマイルの皇帝の子が、同時期にGI馬になる…というすごいドラマが繰り広げられてたんですよね。ウマ娘2期ではあんまフォーカスされませんでしたけど。


ゼファーがマイラーとして見せたベストレースはこれ。東京のめちゃ長い直線で、彼のしぶとい末脚は輝くのです。GI3勝全部東京ですからね。
ちなみに2着はイクノディクタス、3着はシンコウラブリイのため、そのうちウマ娘でも再現可能になると思います。


そして、ゼファーのヤバい所がここ。

東京が得意だからって2000mまで勝ち切っちゃうんです、この馬は。
短距離GIでニシノフラワーやサクラバクシンオーとデッドヒートを繰り広げてる馬のレースとは思えない。
ターボが爆逃げしてペースがぶっ壊れてる中、堂々の勝利です。

ウマ娘でなら中距離適正B〜Cになると思うんで、勢いでジャパンカップも行っちゃいましょう!!



そして、「ヤマニン」の馬が出てくるということは。
ヤマニンシュクル実装の可能性もありますね!!

ヤマニンシュクルとはトウカイテイオーの子で、阪神JF勝ち馬。数少ないテイオー産駒のGI勝ち馬です。
ゼファー、テイオー、シュクルで仲良くやってる光景、見たいですよね…


アストンマーチャン

クラシック2007世代
父 アドマイヤコジーン
主な勝ち鞍 スプリンターズステークス
適正・脚質 スプリント〜マイル/先行
特徴 牝馬最強世代を担う屈指のスプリンター

急に時代が飛びます。
F1のアストンマーティンからその名が付けられたアストンマーチャンは、「牝馬最強世代」を担う馬です。

マーチャンはデビューから連勝でGIII2連勝、阪神ジュベナイルフィリーズはこいつの圧勝だろと目されていました。 

レースでは勝ちパターンの好位抜け出し。
もう勝ちは決まった、かと思いきや…

化け物がいました。

後に牝馬ながらダービー馬となる化け物、ウオッカ
そして、東京競馬場以外ならそんな馬相手に平気で勝っちゃう化け物、ダイワスカーレット

彼女たちと同世代だったのが運の尽き…


で、終わらなかったのがアストンマーチャン。

スプリンターズステークス。
3歳
で、不良馬場で、逃げ切り
普通の馬なら絶対にできないことです。


スプリンターズステークスを3歳で勝った馬を挙げたら凄さが分かると思います。

タイキシャトルニシノフラワーヒシアケボノマイネルラヴアストンマーチャンピクシーナイト
これだけしかいません。

マイネルラヴはタイキシャトルが色々あって勝てなかった時の伏兵で、ピクシーナイトはグラスワンダーのひ孫です。

要するにこやつらと同格という訳です。
そりゃ牝馬最強世代と呼ばれますよね。
スリープレスナイト、クィーンスプマンテという名牝もこの世代には揃ってるんですが、実装されたらお話しましょう。

ウオダスとどう絡むのか、また未実装のディープスカイくんはどうなるのか。楽しみで仕方ないです!


サトノクラウン

クラシック2015世代
主な勝ち鞍 宝塚記念香港ヴァーズ
適正・脚質 中距離〜長距離/先行
特徴 名馬たちに果敢に立ち向かった豪脚

キタサンブラック世代を語る上で絶対に必要な馬、サトノクラウン。
ダイヤモンドの次はこの馬だろうなと思ってました。

サトノクラウンはゴリゴリの海外血統で、ほぼ海外馬みたいなもんです。タイキシャトルとかファインモーションと似たような感じ。母親がアイルランドの馬なんでほぼファインモーションですね。


クラウンはクラシックまではめちゃくちゃ強くて、弥生賞まで無敗で来てました。
「無敗で弥生賞を制した馬は絶対に皐月賞を勝てる」というジンクスがあったのですが、それをぶっ壊したのはあの怪物でした。

ドゥラメンテ
キタサンブラック最大のライバルであり、現状ウマ娘に実装できない(許可取れない)馬です。

こんな頭悪い勝ち方(褒めてる)されたら笑うしかないですよね。
結局、ドゥラメンテとキタサンブラックでクラシックは決まり、クラウンは失速していきます。


しかし、再起の舞台は華々しいものでした。
4歳冬、香港ヴァーズ(GI2400m)。
ここで王者に食らいつくのでした。

昨年の覇者で後のGI7勝馬ハイアンドリールの夢を打ち砕き、見事GI制覇。ハイアンドリールは翌年も制覇してるので、3連覇を阻んだことになります。実質ライスシャワーみたいなもん。

ハイアンドリールは世界の芝レースベスト3に入るBCターフ勝ち馬で、凱旋門賞2着も経験してます。そんな馬相手に勝っちゃったため評価は爆上がり。


そこからはデムーロ(フラッシュで天皇賞勝った人)乗せて、翌年の宝塚記念で栄光をもう一度。

キタサンブラック、シュヴァルグランらを振り切り見事勝利。
その後、伝説の大雨天皇賞(秋)で復活したキタサンブラックの後塵は拝してしまったものの、名馬としての地位は築いて引退しました。


で、今年からサトノクラウンの子供が走り始めるんですけど…

父サトノクラウン、母の父スマートファルコンで、ワビスケて…

絶対に話題になるので注目して見ておきましょう…


シュヴァルグラン(?)

クラシック2015世代
父 ハーツクライ
母 ハルーワスウィート
主な勝ち鞍 ジャパンカップ
適正・脚質 中距離〜長距離/先行
特徴 いつでもどこでも安定した強さ

ほぼ確定なのでシュヴァルグランとしておきます。
キタサンブラックと同期、太い流星、GI馬となればこの馬しかいません。

シュヴァルグランの魅力はとにかく安定して強いこと。キタサンブラックやサトノダイヤモンドのレース映像を見てると、絶対に2着か3着にシュヴァルグランが飛んできてます。

その証拠に、ジャパンカップしかGI勝ってないのに獲得賞金が10億超えてます
日本の馬で賞金が10億超えてる馬は20数頭だったはずなので、かなり「選ばれた馬」なのです。


どうせならキタサンブラックの活躍とともにシュヴァルグランの善戦っぷりを振り返っていきましょうか。

これは2016年天皇賞(春)。キタサンブラック相手にカレンミロティックが一世一代の猛攻を仕掛けている…後ろでシュヴァルグランが頑張ってます。


これは2016年ジャパンカップ。
キタサンブラックの逃げ切りの裏でサウンズオブアースくんと一緒に2着争いをしています。


これは2017年天皇賞(春)。
キタサンブラックの強さに屈すまいと2着に食いこんでます。
シュヴァルグランはハーツクライの子なので、親に似て晩成型。徐々に徐々に強くなっていき…


2017年ジャパンカップ!ついにGIを制覇しました!
こうやって追っていくとすごい応援したくなる馬なんですよね。
ちなみに👌ポーズはこの時の鞍上、ヒューボウマン騎手の代名詞。もしかしたらウマ娘シュヴァルグランもやるかもしれませんね。

以降もとにかく安定した成績を見せたシュヴァルグラン。ウマ娘を育成するなら1着で安定させたいところです。打倒キタサン!!



そして、シュヴァルグランが実装できるということは!!同馬主さんのヴィルシーナヴィブロスももうそこまで来ているということ!!

シュヴァルグラン、ヴィルシーナ、ヴィブロスは兄妹でGI馬っていう競馬界でもなかなかない家系なので、ウマ娘になったらなかよしイベントが多数見られるはず。期待したいです。


まとめ

いかがだったでしょうか。
かなりウマ娘に対する解像度が上がったと思います。
この熱量のままウマ娘育成に励み、日本一のウマ娘を目指しましょう!!

えい、えい、むん!!!!!!!!!!


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