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エンジニアが見る!商談動画鑑賞会のススメ

🐳 この記事は「ログラスサマーアドベントカレンダー2023」の23日目の記事です。
明日はシニアEMの飯田さんの予定です!

「なんでエンジニアが商談動画を見てるの?」
こんにちは!ログラスでエンジニアをしている村本です。
ログラスサマーアドベントカレンダーも8月に始まり、1ヶ月経ったのですが、書きたい人が多すぎて9月も継続です!

今回は私が所属するチームで継続して行っている「商談動画鑑賞会」という取り組みについてご紹介しようと思います。

きっかけはログラスのトップセールスである髙橋さんがこのような投稿をしていたからです。

https://twitter.com/yuto_1933/status/1692679081958183193
https://twitter.com/yuto_1933/status/1692679081958183193

見ている自分たちも学びがあるのですが、Salesからしてもポジティブに受け取られているとても良い取り組みになっていると感じています。
今回はこの商談動画鑑賞会をどのように運営し、どのような学びを得ているのか、また継続するための工夫など詳細に触れていこうと思います。



商談動画鑑賞会とは?

商談動画鑑賞会のnotion

商談動画鑑賞会とは、Salesの商談動画の録画やカスタマーサクセス(CS)のお客様の定例動画の動画を見てユーザーの生の声を聞く会です。
※ 動画は全てお客様に許可を頂いて録画をしており、機密情報が含まれていないもののみを鑑賞しています。

毎週水曜日のお昼の時間にご飯を食べながらSlackでわいわいコメントをしていく方式で行っています。

Slackでわいわいするスレッド

去年の8月から初めて1年以上継続しているのですが、今週でちょうど50回目を迎えました!🎉🎉🎉
この記事を書いているときに、「1年も経ってたの!?」となるくらいかなり自然に継続出来ています。

なぜエンジニアが商談動画を見るのか?

なぜエンジニアが商談動画やお客様定例動画を見ているのかというと、お客様と最前線で話しているSalesやCSと同じ温度感で、機能開発の要望や今後のログラスの将来設計について話せるようにするためです。

おすすめ動画を要求しているところ

ログラスのSales,CSはお客様の声を聞き、そのお客様の声を要望としてエンジニアに伝えてくれます。
(VoCを集める仕組みもかなり整っています。その詳細はこちらの記事にて)

一方で、お客様と直接会話をしないエンジニアにとっては「その要望がどれだけ強い要望なのか?」「なぜそこまで欲しているのか?」「既存機能では駄目なのか?」などSales,CSが感じている温度感を感じ取ることが難しく、擦り合わせのためのコミュニケーションが発生するなど課題感がありました。

また、ログラスは経営管理というエンジニアからすると疎遠なドメインを扱っています。
そのため、要望の背景にあるお客様の実際の業務や課題の理解をしたくとも
、想像をするのも難しい領域だと感じています。

そこで実際のお客様と話しているSalesのヒアリングを聞くことで、N1のお客様の業務を知り、解決したい課題を知り、その上で上がってくるお客様の声をSales, CSと同じ温度感で話せるように取り組んでいます。

これまでやってみての感想

累計50回も取り組んできた商談動画鑑賞会ですが、個人的な感想をまとめました。

  • Salesの業務フロー整理が凄い!

    • 業務フロー整理を聞くことで、お客様の業務フローを知ることができます

    • お客様にヒアリングしながら聞いた内容を図に反映するなど、ライブでお客様とのドメインモデリングを見ている体験ができる

  • サービスのどこがお客様に刺さっているのかがわかる!

    • 明らかにお客様の反応が変わるタイミングがあり、課題に対してソリューションがどのように刺さっているのかが伝わってきます

    • お客様の生の反応からしか感じ取れない定性的な情報が得られるのがとても良い

  • 要望の熱感が伝わる!

    • 何度か要望に上がってきている内容も、お客様の口からお客様の背景情報も踏まえた上で聞くことで、どれくらい必要なのかが伝わってくる

チームメンバーの方々にも感想を聞いてみました。

商談動画鑑賞会の感想

ちょっとヤラセ感が出てしまいましたが、総じてポジティブな感想でした
お客様の表情や生の声を聞けるというのと、顔が見えることで開発のモチベーションに繋がるという良いフィードバックを得られました!
ビジネスチームの姿を見て部門間の信頼感が上がるというのは、とても共感できるところでした。

まとめ

ログラスの開発チームで取り組んでいる商談動画鑑賞会についてご紹介させていただきました。
この取り組みは自分たちのチームだけでなく、他の開発チームでも取り組まれています。

個人的にログラスの開発組織の良いと感じているポイントの1つに、このような顧客理解を息をするようにやっているところがあります。
商談動画鑑賞会の他にも、要望を毎週エンジニアが確認したり、お客様ヒアリングなどもエンジニアも積極的に行っています。
このような顧客理解が本当に価値のあるプロダクトにつながると思いますし、そのような場面がログラスでも実際に起っています。

今後もログラスでは顧客理解に努め、お客様のアウトカムを最大化させるプロダクト開発をしていきます。

次回予告

最後までお読みいただきありがとうございます!

次回の「ログラスサマーアドベントカレンダー2023」は、シニアエンジニアリングマネージャーの飯田さんです!

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