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裏口卓のよむラジオ#9~編集スキル向上委員会etc...~

ついにストックが切れ、更新日当日に記事を書いてます。

こんばんは。裏口卓動画投稿者のロクです。
このマガジンではリプレイ動画だけでは伝えきれないゆるーい裏話を中心にお送りしてまいります。


近況「編集スキル向上委員会」

藪から棒に言うのですが
動画のクオリティをもっと上げていきたい。

裏口卓は週1投稿を重要視していまして、そのわりにはクオリティ頑張っている方なんじゃないかと正直思ってたんですよ。1年前からは目パチ口パクもするようになったしね。

ただ、別の評価軸で見た場合どうか。
裏口卓の動画は現時点で280本程度存在します。そんだけ作った割には上手くなってなくない……?と、他所様のリプレイ動画を見て、比べて、無性にそう思い始めてしまいました。

多くの時間を割いて大変な思いもしながらせっかく形に残す活動をしているのだから、いいものにしていかないとなんだかもったいない。ということでちょっと最近の動画から色々試してます。

連載中の新クトゥルフ神話TRPG「誰がロックを殺すのか」リプレイですが、この記事と同日公開の18話から随分雰囲気変わったと思いませんか?シリーズの途中でテコ入れしていいのか迷ったんですが、先送りにしても良くないので早速この回から色々試し始めています。

これは割と極端な例ですが……

いままで
今回

具体的には照明と陰影を工夫してみました。照明については本を買ってちょっとだけ勉強しました。酩酊状態で視界がぼやけている様や、背後の照明に照らされて逆光になっているマツモトさんが表現できているのではないかと思います。

成長、変化の過程というものは得てして醜いもの。もしかしたら人によっては変と感じたり、前のほうが良かったと思うことがあるかも。そのへんはやりながらチューニングしていきたいところです。

今回は照明と陰影について手を入れたわけですが、他にも手を加えたい箇所はいくつかあります。週1投稿ができなくなるくらい手間を増やすわけには行かないですが、思考停止しない創作を続けていきたいものです。

ちなみにたぶん次回のここに書くネタになると思うんですが、編集スキル向上委員会に早くも予想外の事態が発生しております。裏口卓のリプレイに大きな変化が訪れるかもしれません。

キャラ語り

一本につき1キャラ、裏口卓PCについて語ってみようと思ってます。

今回は「狂信者の二重奏」などで活躍したウルノを紹介します。

もはやなつかしい……

裏口卓の「狂信者の二重奏」リプレイと言えば占い師スピリチュアルマンこと東條さんの印象が強烈ですが、それでも、この物語の主人公は?と聞かれたらみなさんはどう答えるでしょうか?

たぶん、判断に迷うことはあっても「東條さんである」と即答する人は少ないと思うんです。なぜなら東條さんはずっとシナリオの外で目立っていたからです。

主人公って一番目立つ人のことではないんですね。
私が思うに、TRPGにおける主人公というのはその物語の軸であり続ける人物のことと説明できます。話がどう展開しようとブレずに軸であり続ける。そういう人がいるから、周りの人が安心して自由な発想でロールプレイしても脱線せずにいられるのです。

ウルノはそういう意味で、常に物語の軸でした。ブレずに受けた依頼を解決することに集中したおかげで、なんなら東條さんの奇行にすら説得力を与えている気もします。

巻き込む側の自覚があって偉い

また、TRPGの主人公を決定する上でもう一つ明確な指標があります。シンプルな話で、PCチームの設定上の中心人物は誰か、ということです。
「狂信者の二重奏」で言えば、物語の発端は「リアの周りに起きた怪奇現象を解決する」ことで、その依頼を受けたのはウルノです。周りの誰が何をしてどう目立とうが、この事件はウルノの案件です。ウルノが依頼を受け、周囲のPCに協力を要請する。この時点でウルノは設定上の中心人物と言えます。

しかしこれが結構難しくて、設定上の中心人物になった人は自動的に主人公になるのかと言われたらそうではありません。むしろこれは枷で、設定上の中心人物になった人が主人公の動きをしないと、物語は成立しなくなります。ウルノは前述のとおり、物語の軸として大いに活躍してくれました。設定上の中心人物がしっかり主人公の動きをしてくれると、GMはとてもうれしいんですよね。

さて、リプレイ完結から二年経った今そんな話を持ち出しているのかといえば、現在連載中のリプレイにも上記の二つの要素を満たしたキャラクターがいるからです。PCたちが属しているバンドのリーダーであり、誰が何をしてどう目立とうともみんなの先頭に立ち、みんなの中心であり続けた主人公、天海秋水が。

※前にも書きましたが、主人公とはしばしば「視点キャラクター」であると定義されます。(諸説あり)
そういう意味ではTRPGのPCは全員主人公です。ここでは物語における立ち位置としての主人公についてお話しています。

最新動画の話

新クトゥルフ神話TRPGリプレイ「誰がロックを殺すのか」第18話です。

マツモトさんとご飯食べるシーンとミヤモトさんとご飯食べるシーンで構成されています。なんでだよ。

また、ここまでに結構な尺を使って展開してきていたMr.Noise編がついに完結しました。雑色さんは自らの音楽の力で、偽物を撃退することに成功します。

このシナリオって(私が読んで解釈した限りでは)PC2のやるべきことが突出して多いんですね。そこの風呂敷を畳むまでの間、他のPCには暇させてしまって……はないか。ミヤモト編、ひまわりギターレッスン編があったから。とにかく、雑色さんのかっこいいRPのおかげでなかなか満足いくシーンになったんじゃないかと思います。

おしらせ

裏口卓では毎週月曜日18時にリプレイ動画を公開しています。

サムネはひまわり。登場頻度高め。

来週は新クトゥルフ神話TRPG「誰がロックを殺すのか」第19話。
この回でひまわりギターレッスン編が完結します。物語はそろそろ収束を始めます。

BOOTHではTRPGシナリオを頒布しています。
現在は新クトゥルフ神話TRPGシナリオ「命の忘れ物」と「地球侵略の方法」を無料配布しています。有料ですが専用素材もありますので、ぜひ遊んでみてください。


次回のよむラジオ配信予定日は10/7です。
こんな話をしてほしい、こんなことを聞いてみたい、やってほしい。などのお題は常に募集中です。ぜひ教えてくださいね。

それではまた

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