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酒は涙か溜息か、記憶は作り上げるもの。

昨日の晩、友達と酒を飲んだ。

しこたま飲んだ。

みんなと別れて、自宅まで辿り着いて、コンタクトも外さないまま寝た。

目が覚めて、仕事へ向かった。

忙しく働いた。
仕事も無事に終わった。

なんの違和感も無く今日一日が終わろうとしていた。

しかし、帰り道。

大通りの横断歩道を渡っていたら、中央分離帯に服が捨てられている事に気付いた。

何故だろう。とても心がざわついた。

気になって拾い上げたら
それは、紛れもなく俺の革ジャンだった。

なぜ俺は昨日、この場所で革ジャンを捨てて帰ったのか。

そこだけピンポイントで記憶がない。

あとは全部ある。

楽しかった。

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