「世論調査」の話 (3)

それでは「受ける側」の話を…

固定電話と携帯回線複数あると書いた通り
ある日の調査で我が家は偶然にもヒットしまくったのです。


某社の調査
政権に関するもの

ナンバーディスプレイはもはや常識なので大抵の人は入っていると思うのですが、たまたま固定の方はVPNでひかり電話を外で受けたのから始まります。


ちょうど、乗り物の乗り換えでちょっと時間が空いていて
座りたかったのもあってOKとしました。

先方からしたらまさか外で着信している電話番号とは思いもしなかったでしょう。


とりあえず調査に協力して答えました。


普通ならここで終わるんですよ!
それでもなかなか偶然でしかないので簡単に番号ヒットはしません。

移動して目的地に到着した時、手持ちのスマホのデュアルSIMの側で反応がありました。


なんだ?って感じでとりあえず出たところ、また同じ社の調査でした。


さすがに偶然とは言え、ランダム生成ならしょうがないのかと思いながら
「先程固定回線で調査きましたが…?」と言ったものの
ノルマがあるのであちらもなんとか答えて欲しいと譲らないと言う状態になり、結局全部を「わからない」で答えることに。


その後さらに数時間経過後

今度はカバンにある業務用スマホに挿してある電話が鳴ることに。


まぁ業務用は出ますよね。
拒否したらそれは社会人としてどうなんだ?になってしまう。
(社畜とかは抜きとして)

覚えのない番号だけど、そこは業務用。
誰かから聞いたと言うこともあるので出たところ今度は別のB社の世論調査に。


え?


ここまで行くと答える気にもあまりなれず、今度はお遊びで答えることに。


そう、ここまでで3件世論調査が入ってくると言う「不運」に見舞われているのですが

ちゃんとした回答は最初の1回目だけです。


複数回線ある人ほどこのリスクは当然ながら上がっていくので
ひかり電話の裏番号とかでも当然のようにヒットします。


こんなので世論調査って構成されているとしてあの数字で一喜一憂している人たちがネットなんかにはいるのだけど



作られている意見、いい加減に答えていても意見



として成立されてしまっているので、世論調査って正直あんまり当てにしてはならないとは思っています。

さすがに3回と言うのはなかなかない経験だと思いますが、2番号であればありえる話。


ちゃんと答える必要もないし、お礼はあっても言葉だけ。
損得で考える人もいるなかでこの調査って意味があるんだろうか?って毎回メディアが報じているのを見ると感じます。



あと、結果を出すなら

回答してくれた年齢層も出しなよ

って感じでしょうかね

老害の意見も、若者の意見も意見は意見なんだけど
人口構成比からしたらどうやっても老害枠が答える人が多いし
従順に答えてくれるのもその層だろう


でも、世論調査と言うなら何歳から何歳までを対象に、だけじゃなくて
答えてくれた人の年齢層を追加するだけでいい話

世代によって求めている政策も変わるし、意見も変わってくる
当然地域性にもよるけど。


各社の調査を見ていると上下のブレが大きいなと思うのもあるけど
それは調査母体に対して「回答してくれる層の主義主張」が入ってくるから
どうやっても公平な中立な回答にはならない。


このままこの手の「世論調査」をし続けて何の意味があるのだろう?
そう感じています

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