「どのくらい通えば治りますか?」

クライアントからよく聞かれるのが「どのくらい通えば治るのか?」、「どのくらいの頻度で通えば楽になるのか?」です。

答えから先に書くと

「わかりません!」


です(笑)。

というのは、痛みは(内臓疾患や悪性腫瘍などのレッドフラグは除く)、筋肉が硬いから痛いとか、関節がずれているから痛むというのではないので、鍼を打った!背骨をポキっとした!ツボをギュッと押した!で痛みが治るのではないからです。

では鍼灸マッサージの役割はなんなのか?それは

・受けていて心地よく、リラックスできること
・そして痛みが一時的に楽になること

だと私は考えているし、いろいろなリサーチでもそういう結論です。

別に誰かのことを書いているわけではありませんが、治療院のウェブサイトをみるとよくこう書かれています;

以下の症状に効果があります。
肩・首・腰・膝の痛み、緑内障、痔、高血圧、尿路結石、膀胱炎、慢性疲労症候群、PMS・・・


首肩腰の痛みはわかるものの、内臓疾患とか原因不明の慢性疲労症候群とか、痔とか、緑内障とかホントに鍼やマッサージや整体で治るのか、私は疑問です。もし上のようなことを書いている治療師、治療院があったらぜひこう聞いてみてください;

じゃあ、お前がそういう病気になったら医者にいかずに鍼や整体で治すんだろうな!


と。


話はもとにもどりますが、では鍼マッサージはどのくらいの頻度で通えばいいのか?それは「人それぞれ」です。その人の都合(懐具合、忙しさ、費用対効果など)で決めればいいと思います。ですので私は積極的に「週に◯回通ってください」的なことはいいません。ですが、月に一回くらいは体と心のリフレッシュのために気持ちのよい施術をしてくれる治療師を探して、受けてみてはいかがでしょうか?というのが私の意見です。


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