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MC-101 バッテリー考察

今回も、極めて個人的な見解のメモです。

MC-101のバッテリーについて

MC-101の消費電力は500mAと記載があります。単3乾電池4本で運用できる手軽なグルボなのです。バッテリーの持ち時間は、公称4時間とされています。ちなみに、電池には容量という考え方があり、1時間流せる電流の要領が記載されています。

例えば、アルカリ単3乾電池の場合、約2000mAhという表記が一般的です。これは、「2Aを1時間流したら、バッテリーがなくなります。」ということを示しています。ある装置が、100mAの消費電流であれば、単3電池で運用すると、2000mAh/100mA=20hという計算が成り立ち、20時間使用できるという計算です。

この計算方法で、MC-101を計算すると4時間という結論になります。公称どうりでなによりです。

で、何が言いたいかというと、

4時間短いです!

ということで、基本的なところで、USBのモバイルバッテリーを使うことにしました。安いものでも3000mAh、すごいゴツいやつだと20000mAhまでピンキリです。

今回は、5000mAhのものを使ってみます。USBケーブルと、モバイルバッテリを組み合わせることで、よりロングライフな運用が可能です。

5000mAhのモバイルバッテリーなら、10時間使える計算です。これなら結構長持ちしますね。

さらに上級編は、スマホやMacbookでは当たり前に実装されているUSB Type-C PDという平べったいコネクタを使ったバッテリーシステムも考えています。

ちなみに、MC-101単3電池4本必要ですが、電圧のみで計算すると約6Vです。実際は少し低いかもしれません。

ちょっとおさらいですが、1.5V×4本で6Vであることはわかると思うのですが、電池を直列に繋いだ場合の電圧は単純に掛け算で算出できますが、電流値は2000mAのまま変わりません。MC-101の消費電流が500mAなので、4時間持つということは、この計算から導き出せることがわかります。

参考までに、電池を並列に繋ぐと、電圧は1.5Vのままですが、電流が4倍になります。

誤った使い方をすると、発煙や発火の恐れがあるので、安心できるモバイルバッテリを選ぶ必要があります。あまりにも安すぎるのは、すぐ使えなくなる可能性もありますので、取扱やには十分気をつけるといいでしょう。

MC-101をモバイルバッテリで運用する

さて、ここではUSB モバイルバッテリーで、MC-101を動かそうということです。難しい話ではなく、USBケーブルと繋ぐだけです。

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こんなケーブルです。昔プリンターによくついていたようなUSBケーブルです。個人的には、このコネクタはやめてほしいなと思いますが、リリースされてしまっているので、仕方ないですね。

それをモバイルバッテリにつなぐと、MC-101も電源が入ります。当たり前ですけどね。

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ということで、今回はMC-101をUSBのモバイルバッテリでつなぐというお話でした。



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