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静かなる観音竹

今日は少ししか降らなかったけど、昨日は、車軸を流すような、ゲリラ豪雨でした。

多分、創業者片山文三郎が愛した、京都本店の通り庭にある、この観音竹にも、容赦なく豪雨がかかります。ほんの30センチくらいの頃ウチへ来て、幾星霜。今や、ご覧の通り、屋根より高くなりました。

濃い緑の葉の間から、生まれたての新芽がすっくと立ち上がっています。
猛然と叩きつける雨も、ただしなやかに受け流して、やり過ごす含蓄ある姿に、しばし見入ってしまいますね。
創業者・文三郎も、この同じ場所で、同じ観音竹を、折に触れ、感慨深く眺めたのではないでしょうか?
皆様も、本店へお越しの際には、奥の引き戸の向こうにある観音竹にも、ちらりとお目を向けてあげてくださいませ。
明日天気になあれ。

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