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【実務】建築業界を一新する「3Dスキャナー」

「3Dスキャン」技術がスゴイことになってます.生ビールの中ジョッキ程度の大きさで,素人にも簡単に操作でき,驚異的なスピードで空間を3Dスキャン可能.そんな3Dスキャナーに価格破壊を起こしたのがカメラメーカーで有名なLeica(ライカ)社の関連会社ライカジオシステムズ(株)です.↓の動画をご覧ください.

何がスゴイって簡単に空間を3Dモデル化できちゃいます.3Dモデル化された空間は,1/1スケールの360度写真として保存される他,点描でも保存されているので3Dモデルの中で点と点を指定すれば,その距離や傾きも瞬時に表示されます.

伝統的建造物を3Dスキャンし,3Dモデル化しておけば,パリのノートルダム大聖堂のように火災等で焼失した場合でも,復元資料として重宝します.また,既存図の作成などもこれまで手動で調査していた世界から大きくイノベーションされるでしょう.新築工事後,建物を引き渡す際にも,建て主が建物全体を3Dモデル化しておく時代が始まるでしょう.一般的な戸建て住宅程度なら20~30万程で3Dモデル化を外注できようになると思います.普及すればするほど外注コストも下がる.

それだけじゃない.工事の各工程で3Dスキャンしておけば,後々の施工トラブルの抑止や,効果的な解決に繋がりますし,構造躯体の状態を3Dモデル化しておくことで,将来的なメンテナンスや増改築も合理的にコスパよく対応することが可能です.

そんな3Dスキャナーですが,従来1,000万円以上していました.それが260万円程度の低価格で開発され,全米を震撼させた3DスキャナーがBLK360 イメージングレーザースキャナーです.

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先日,事業推進部の大八木部長(千葉県いすみ市の先輩)に実物を見せて頂き,実際に操作してもらって感動しました.建築業界にイノベーションが起きる未来をイメージできたからです.

そこで,2月21日(日)の20~21時の60分で,大八木部長から3Dスキャナーの内容や,建築業界でできることをぶっちゃけトークして頂く,オンラインイベントをツナグウで開催します.お申込はコチラ.参加費無料.皆さんもこれから始まる建築イノベーションの未来をこの機会に体感してください.

3Dスキャン スキルとアナタをツナグウ!



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