【北青山】卒業生と集合住宅をプロデュース
↑画像は,先日,無事,竣工した建築プロデュース(させて頂いた北青山の集合住宅です.建築プロデュースとは,収益力の最適化のためのマーケティングやそれに見合った事業融資のための銀行などの斡旋,建築設計・監理,竣工後の客付けや不動産管理・運用,必要に応じて弁護士や税理士,不動産鑑定士(相続税対策など)の各分野の専門家をプロジェクトに応じて人選する役割を言います.尚,施工会社については,指名ではなく入札により選定しております.
本プロジェクトの設計・監理はウラ指導卒業生の田中さん(オフィス村代表)へお願いしました.ゼネコンは,入札の結果,(株)クマイ商店さんへ依頼(コロナ禍で現場が混乱する中,丁寧に工事を完了してくれました).敷地は東京のど真ん中,外苑前駅から歩いて5分程度の立地にあり,かつ,狭小敷地であったため,工事は想像以上に難航しました(毎日がトラブル).僕の会社の顧問弁護士であり,友人の國吉さん(フォレストウォーク法律事務所代表)には法務対応を,友人の井上さん(ユニオネスト代表)にはマーケティングから客付け,不動産管理を,同じく,友人の中村さん(中村斗武税理士事務所)に税務対応を担当して頂きました.
また,千葉銀行さんの協力がなかったら実現できなかったプロジェクトでもあります.詳しくは,後日,建築ノウハウ公開セミナーをオンラインで企画いたします.今,建築学生たちと企画を詰めております.
ウラ指導活動も,生まれ故郷の千葉県いすみ市で実践している地方創生も,すべては,己の問題解決力を磨くために取り組んできました.ようやく,都会のど真ん中(新国立競技場から歩いて10分以内)で,それを発揮できるようになった.事業融資というお金のデザインまで対応できるようになれたのは,卒業生の荒木さんの薦めで6年前にいすみ市へUターンし,地方創生に取り組むようになったおかげです.
一級建築士試験に合格しただけは,稼ぐチカラ(=新しい価値を生み出す力)は手に入らない.知識を学び,スキルを高め,さらに,人脈を広げながら己の問題解決力を地道に鍛え上げていこう.建築人というの道を選んだからには,安定なんて一生ありません.己の人生を日々,建築し続けるしかないのです.
次は,僕が大学卒業から20年以上かけてようやく分かってきた稼ぐチカラってヤツを後進の建築人たちへオープンソース化していくだけ.詳しくは,コチラの記事をご覧ください((一社)実践教育訓練学会様より依頼され,建築系ジャーナルの特集記事として寄稿したもの).
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?