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正直に生きること

1207-09 

空が好きで何が悪い


最近、知り合いに「空撮ってるやつはやばい」と言われた。いいお世話だし、やばいって何だよ、と思ったし、うるさい。そんなこと言ってる奴のほうがダサいしやばい、と私は思う。


決して同じ空には会えなくて、
毎秒その姿が変化していく。

こんなにも美しいものに惚れてちゃいけない意味がわからない。

これが私の考えるいちばんの魅力だろうか。

毎日見ていても飽きないのに、ほぼ毎日そこにいてくれる。
手のひらに収まる世界に支配されているニンゲンも、少し顔を上げればその広い世界へ行くことができる。
タダで楽しめる、ある種究極の癒しかもしれない。

先日の大会運営終わりの空
焼けるようなオレンジ色

こんな美しい空が見えたら、あー、今日も生きていてよかったな、と少なくとも私は思うのだ。


冒頭の、私にとっては心無い事を言われた時に、反論したくなるよりも、この美しさを理解できない心が可哀想なんて思った。

あとは、

知り合い「え、空撮ってんの?」
我   「撮ってるけど、ダメ?」
知り合い「疲れてんじゃないの?」
我   「?!!!…」

勝手に他人を疲れてる認定すな!!!!!

なんでそうなっちゃうのか、本当に私にはとんと理解ができない。
何故こんなロジックになるのか、誰か教えて?

空を切り取る

もちろん、
撮ればいいって話じゃないのだけども、
ちょっと残しておきたくなるじゃない。

こちらも大会終わり

特に最近の夕方の空は、毎日本当にきれいで、美しくって、
見逃したらなんか損した気持ちになるくらい
幸せをくれると思っている。

冬だからだろうか、
空気が澄んでいるからなのか、
日本の冬ならではのカラッと晴れて雲ひとつない空があるからなのか、
毎日レンズを空へ向けたくなってしまう。

雲が彩られている
不思議なグラデーション

手では描けないようなグラデーションにうっとりしてしまう。この世界に永遠に包まれていたいと思ってしまう。


もう2度と会えないからこそ魅力が詰まっているのだろうし、
もう2度と会えないことがわかってるから写真に残したくなるのだと思う。

夜との境目

でも、やっぱりどうしても、実際に見上げた空から出ないと摂取できない美もあると信じている。


だから私は、今日も空を見上げる。

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