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10年に一度の傑作か、エルデンリング

 ついに発売されたエルデンリング、ゲーム史に名を刻むであろうとの高い前評判です。発売日からプレイしております。

 メタスコアは97。

 ソウルシリーズがオープンワールドになる! というユーザーの期待を正面から受け止める大作です。間違いなくあと10年はプレイされ続けるでしょう。Darksouls, Bloodborne, SEKIROのいいところをすべて取り入れて融合させてあります。

 難易度の高さも健在で、最初のボスはプレイヤーの心をバキバキにへし折るような強さ。購入者の半数がプレイを諦めたガスコイン神父を彷彿とさせます(いまだに突破率は50%くらい?)。ゲームの手触りは個人的にはDarksouls 3に近いかな。

 一方でファストトラベルやボス前の復活、武器耐久値の撤廃など、これまでのシリーズでストレスになりがちだった仕様を追加・変更しているところは、ゲームとしての洗練と一般層への訴求という点で成功していると思われます。フロムソフトウェアに人間性を捧げているマゾプレイヤーたちはすこし物足りないかもしれませんが、思う存分殺され続けることができるというのはシリーズの醍醐味を味わう上で適切な改良ではないでしょうか。

 30時間ほどプレイしましたが、どうなんでしょう、1/3くらいきているかなという感触です。マップが広い広い。ある程度進むと5体くらい大ボスをぶっ倒せとの命を受けるのですが、まだ2体しか倒せていません。地下世界も出てきてボリュームの大きさにクラクラしています。それでいて面白さが薄まっていないところは本当にすごいですね。

 小学生の私に「お前のイメージする理想のRPGは30年後に発売されるから気長に待っておけ」と伝えたいです。

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