ウイグル強制労働問題から脱中国誘導を巴工業株主総会


質問:質問の前に今多くの会社が株主総会の様子をインターネットのストリーミング放送で中継されている。今回の招集通知にも慎重にご判断いただきと書かなくてはいけない状況ですので、これは進められたほうがいいと思います。質問なのですけど、昨年米国でウイグルの強制労働を伴う商品は扱わないということ、例えばウイグル綿とか太陽光パネルとかになりますけど、当社として中国にも進出してますけど、強制労働を伴う加工品あるいは工程があるのか?あってはならないと思いますけど、あったら是正しなくてはいけない。仕入れについても強制労働を伴うものがあってはならないということでのトレサビリティが取れていいるのか?まだということであればそれに対する努力は必要だと思いますけど、そこらへんの対応はどのようにされているのでしょうかお伺い出来ればと思います。
司会:(質問復唱)。本件につきましては担当役員よりお答えします。
担当:強制労働、ウイグル自治区等々の問題についてはユーザー様からも問い合わせがあります。すべてが追いきれているのかというとそうではないと言わざるえませんけど、出来るだけ排除するように、不正が発覚したら取引を停止するようにいうことで進めているところでございます。これからもそのような取引が無いように進めてまいりたいと思います。
<備考>
ホテルのホールを借りての総会で、参加株主は10数名ぐらい。
ウイグル強制労働問題はユーザーからの声もあるということで、質問としてはそれを更に補強出来たということでかなり有効だったと思います。これを他の会社に横展開を進めれば自動車メーカー等の大手メーカーも追随せざる得ないような状況になって最終的には中国市場そのものに対して影響を及ぼすこともあるかも知れません。

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