労働待遇の確認、パソナグループ株主総会

質問:今年6月に米国でウイグルで強制労働を使ったものを輸入しないというような法律が施行されて、パソナグループとしても労働環境として、強制労働を伴うようなことを社内ではされていないと思いますけど、労働力を提供しているという立場で働いている方々が強制労働をされている、残業をサービスしているとか、そのような持続可能が出来ないような環境で働かせているようなことが無いかどうか?チェックしていただいているかどうか?それと円安になって原油高になって、コストが上がってくる、そうするとどこかのタイミングで賃上げをしないとならないだろう。そういった中でパソナグループ自体も賃上げを見据えたことを考えられているかどうか?あるいは働く先で雇われている方々も賃上げをしないといけないよということのアドバイスをされているのかどうか?ということをお伺い出来ればと思います。
司会:只今の質問労働環境について、担当役員よりご回答申し上げます。
担当:ご承知のとおり海外から強制労働を使ってというビジネスは行っておりませんけど、働き方改革として3年前からですけど、法律が変わりまして、新しい労働基準法に基き社員の健康管理については十分管理する形になっております(事例)。
また、社員及び派遣で働いている方々の処遇についてのご意見いただきましたけど、社員のエンゲージメントというのは重要でございますので、そういったことを踏まえて賃金の水準を検討しておりますし、派遣で働いているスタッフに関しましても派遣元としてクライアント様と契約ごとにそれぞれの派遣社員のヒヤリングを行った後に我々の方から適正な賃金を支払っていたいるという状況でございます。以上ご回答申し上げました。
<備考>
カンファレンスホールを借りての総会。参加株主は30数名。
保守からもリベラルからも嫌われていることで有名な会社ですが、労働流動性ということを是とするなら必要悪というところである会社ではある。
今季で竹中平蔵氏が取締役を退任することになりましたので、総会終了後退任の挨拶がありました。

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