太陽光パネルの問題について、キリンホールディングス株主総会


質問:サステナビリティーの関連についてお伺いしたいのですけど、再生可能エネルギーということで太陽光パネルの発電を採用されているのですが、昨年米国でウイグルの強制労働を伴う商品を使わないということで、太陽光パネルあるいはウイグル綿が列挙されてますが、当社で使われている太陽光パネルがウイグルの強制労働を伴うような太陽光パネルなのかどうか?トレサビリティーが取れているのかどうか?あるいは作業服でウイグル綿が使われていないかどうか?そういった生産に於ける原材料の人権については先程おっしゃられた通り把握されていると思うのですけど、生産を伴うような商品・製品についてもトレサビリティーが取られているのかどうか?人権についてということをお伺いできればと思います。後、太陽光パネルについて最終処分について契約がされているのかということもお伺いできればと思います。以上です。
司会:(質問復唱太陽光パネルについてのみ)。担当役員より回答致します。
担当:太陽光パネルについて人権を確認しているのか?という質問と承ります。弊社の太陽光パネルは方式がPPAで弊社は工場の屋根を貸して、業者が太陽光パネルを設置して発電した太陽光パネルを買うということで運営しております。その業者さんは三菱商事の関連会社、三菱商事エネルギーソリューションというところにお願いしてます。PPAの契約の中にも弊社の調達ポリシーがございまして、人権環境がありますのでそれを確認した上でお取り扱いをさせていただいております。それで十分か?ということについては例えば直接大きな影響のある紅茶葉については実際行って確認をしております。すべて確認をしているか?となると太陽光パネルについてはそこまでの確認はしてないのですけど、調達ポリシーに従って人権環境に問題がないということで取引をさせていただいております。よろしくご理解のほどお願いします。
<備考>
ホテルのホールにての総会で、参加株主は100名オーバー、ネット配信有り。
入場制限のない形では3年ぶりの総会という話だったので、質問者が多数ということになりました。
太陽光パネルについては結論とてトレサビリティーが取れていないということだと思いますが、これをきっかけに太陽光パネルや作業服等のウイグル製品についての意識されることになるとは思います。

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