中国の衰退が利益になるかも?アールエイジ株主総会


質問:事業リスクについて、昨今中国が不動産バブルが弾けて負債が1京2000兆円と言われる中で、当社不動産関係で国内だけということですけど、事業として影響を受けているのか?また、中国はそのような状況の中、対外的に圧力をかけており、台湾総統選挙でも反中国の候補者が当選したことを受けて、台湾有事という地政学的リスクが高まっている中で当社としてサイバーセキュリティーというものをどの用に担保しているのか?ということをお伺い出来ればと思います。
司会:(質問復唱)。担当役員より回答致します。
事業関係担当役員:中国経済の影響に関しては、懸念していますが、不動産に関しては中国の低迷が相まって、中国の資本が逆に日本に入っていると肌で感じております。タワマン等の賃貸、保有、開発物件が中国台湾系が非常に強くなっている。中国の足元が悪くなっていることが逆に日本の方に投資が向かっている。(以下省略)
サイバーセキュリティー担当役員:サイバーリスクについて、リスク管理を重要だと認識しております。社内で担当しているもの、外部業者からアドバイスを受けているものがありそのような形でサイバーリスクに対応しております。
<備考>
ホテルのカンファレンスホールを借りての総会。参加株主は10数名。
中国の不動産バブルの崩壊から中国の富裕層が海外に資産を移しているということの話はあったが、やはり現実的にそのような形で動いているということでした。そういう意味では中国の経済的衰退によって日本が利益を得られるケースもあるということのようだが、取り敢えずは中国の国としてのリスクを刷り込むこと自体は出来たと思います。

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