障がい者施策と脱中国促進をイオンファンタジー株主総会

質問1:ダイバーシティに関連することになってくると思うのですけど、昨年パラリンピックが有りまして、障がいを持たれている方々も非常に高いポテンシャルを持っているということが社会的に認知されたという中で、障がいを持たれている方々を雇用されているのか?HPを見させていただいて、障がい者の雇用をされているということは分かったのですが、大体どれぐらいの雇用をされているのか?あるいは今後されるのか?ということと障がいを持たれている方々に対する社会的施策、障がい者施設を援助しているよということもあるでしょうけど、お客様で障がいを持たれているお客様とかを配慮した施設の形態、あるいは、心のバリアフリーで店員の皆様がそういうことに対しての理解があって、言って頂ければそういうことをお手伝いできるよとかの社員教育をするとか、そういうものも含めてお答え頂ければと思います。以上です。
司会:(質問の復唱)。担当の取締役からご回答申し上げます。
担当:障がい者の方々の採用状況ですが、2022年3月現在にて障がい者雇用率は約3%で千葉県から笑顔いっぱいフレンドリーオフィスに認定されました。障がい者もそうでない人も一緒に働けるような環境を整えて参りたいと思います。
また、障がい者に関するお客様の教育に関して毎年研修を行っておりまして、障がい者に対しての意識を高めているところでございます。サステナビリティーの観点からも障がい者に関することに対しての議論を深めてまいりたいと思います。以上ご回答申し上げました。
司会:ご質問ありがとうございました。
質問2:海外戦略についてなんですけど、ロシアがウクライナに侵略して、ロシアが国際的な問題から考えてロシアから企業が撤退せざる得ないという状況になっている。中国も台湾に対しての考え方があって、台湾有事ということの可能性が十分ありうる。今、半分海外展開が中国になっているということに対してどのようなリスクで考えられているのか?かなりアジアにシフトしているということの傾向から考えると、もっとアジア場合によっては、インドやトルコあるいは南米地域ということを見据えた国際戦略を考えられては如何でしょうか?ということです。以上です。
司会:質問ということより意見として承りました。おっしゃられる通り中国はそれなりのリスクがはらんでいるものと感じております。しかしながらカントリー・リスクというものはどの国でもあるものでして、いかにリスクを最小限にヘッジしながらビジネスを成長させていくかということが、肝要かと思います。おっしゃられた通り、アジア戦略を拡大していくということを一つの方向性として出しております。おっしゃっていただいた国々への進出を積極的に打ち出して行きたいと考えております。ご意見ありがというございました。
<備考>
海浜幕張のイオン社内のホールにての総会で、参加株主は30名程度。
イオン店舗内の遊戯施設を主な事業として行っている会社で、基本的にはイオンの店舗内ということから海外展開も出店店舗が中国が多いということから中国の店舗が約半分ということになっている。ただ、最近の傾向としてイオン自体が中国以外のアジア進出が行われるようになってきているということでそれを後押しすることを狙って今回の質問を致しました。以前イオンの株主総会で中国は信用できない、中国以外のサプライチェーンをということの質問が出ていますので、少しづつですが中国以外への投資も進むかもしれません。

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