中国大使館の送電中止を!東京電力HD株主総会


質問:質問の前に、今10号議案11号議案で東京都の提案という形で言いましたけど、今都知事選挙の途中です。そこでそういうようなことを言うっていうのは、選挙に影響を与えてしまう可能性があるので、10号議案、11号議案を含めて、株主の補足説明は議事録上すべて削除して書いてある内容によって審議するように求めます。
質問なのですけど、ALPS処理水について風評被害が出さないように当社として努めていて、東京駅での広告も見ましたけど、汗をかいて努力をして風評被害が出ないように努めているのですけど、先ほど株主の中にもALPS汚染水という言い方、様々な政党の中で、科学的根拠に基づかない危険性を言っている政党、共産党とか社民党とかれいわ新選組がそうですけど、東京電力として抗議をされているのか?科学的根拠の無いようなことで風評被害を広めているのではないか?ということを言っているのか?それを続けるようならば、法的処置ということをご検討されているかどうか?ということをお伺いしたい。特に中国に関しては、科学的根拠のない、トリチウムに関しては5倍10倍流しているのに水産物の輸入禁止をしている。ということから考えると日本の製品を買いたくないんだろうと私は思います。ですから、中国大使館に対して電気を送電するのをやめたほうがいいと思います(拍手)。これが第1点。
第2点目は当社人権の取り組みに関して色々HPに書いてあるのはわかるんですけど、やっぱり従業員とかそういうように内向きになっている。お客様、あるいは株主にわかりやすい形で人権取り組んでいるということから、私は拉致問題の啓発活動をされたらどうだ?拉致問題は連合の多くの組合員が署名活動をして集めている。ここの株主も多くの方々が署名されていると思います。政府の発表では1800万人の署名が集まっているということですので、社会的関心が高いと思います。当社も拉致問題の啓発活動をすることによって、企業イメージの向上が図れるお思いますので、是非取り組んで頂きたいと思います。(拍手)
司会:初めに東京都の提案は会社法に則り適法になされている。従いまして、10号11号議案は本総会における決議事項として審議する必要があり、補足説明につきましては議案の審議に必要で議事進行については議長の私にお任せ願います。
ALPS処理水についての風評払拭については担当からお答えします。
担当:ご説明の前に質問の中で汚染水という言葉が出てまいりました。これについきましては海洋放出をするのは汚染水ではなくてALPS処理水であります。この点につきましては風評や誤解が招かないようにご理解をお願いします(以下風評対策に関する説明)。
司会:人権遵守の取り組みに関しては担当役員より回答致します。
担当:(人権に関する取り組みの説明)
<備考>
ガーデンシアターでの開催。参加株主は100名オーバー。
質問に関して、中国大使館への送電をやめるべきということに関して株主の反応が良かったのは印象的(ただし実現は出来ないでしょうけど)。
このあとの質問でALPS処理水を汚染水という株主が居たが、その都度放出するのはALPS処理水で人体環境への影響に関して国際基準としても問題ないということを説明されてました。そういう意味では悪くない質問だったと思います。

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