調達先のトレサビリティー問題、KTK株主総会


質問:質問の前に今多くの会社がインタネットのストリーミング放送で株主総会をリアルタイム配信しております。当社もITソリューションを業務としていることから考えるとIR活動の一貫として、株主総会の様子をインターネットのストリーミング放送をされてはいかがでしょうか?サステナビリティーに関することになると思うのですが、今年の米国でウイグルの強制労働を伴う商品、太陽光パネルとかウイグル綿とかを取り扱わないという法案が通りまして、実施されているという中で、当社としてウイグルの強制労働、それに限らず強制労働をされていない状態だと思いますけど、例えば使っている品物、サプライチェーンで使っているものが強制労働を行っている物を使っているものがあるのかどうか?トレサビリティーが取れているのかどうか?今取れていなくても今後取っていかなくては行けないと思うのですけど、そこらへんの対応をお伺いできればと思います。
司会:(質問復唱)。株主総会のリアルタイム配信は今後の検討課題だと思いますが、IR活動は各種SNSを通じて情報発信等をしております。今回の株主総会に於いても検討は致しましたが、まだ現段階では様々な問題があり、慎重に検討している段階です。来年出来るかどうかはお約束出来る状況ではございませんが、世の中の状況を見ながら考えていきたいと思います。
2点目については現段階では海外から直接調達はしておりませんが、海外から上がってくるものが人権等の問題があるのも承知しております。当社主力のトナー等は海外からくるもの国内のもの等があり完全に把握しているわけではございません。(略)
<備考>
ホールを借りての総会で、参加株主は20名程度。
再生トナーを主に扱ってる会社で、近年その延長からIT機器関連も手掛けるようになってきたという感じで、東京を含む全国に支店を構えている会社です。主にBtoBが主力になります。
質問としては、釘を刺す形にはなったと思いますので、これからの新規調達の際にウイグルの人権問題が確認事項になってくればとは思います。

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