くつざわ亮治議員に対する懲罰動議について

本件について私なりの見解を述べさせて頂きます。
※本件について全ての情報が入手されている訳ではないので私の知っている範囲の中での情報に基づきます。

1.共産党について事実に基づく内容について、述べられたことについて批判されてはならない。
共産党は公安情報に毎年掲載される公安監視対象であり、破防法対象団体であること自体は事実である。そのことを否定したりそれを述べたことによって批判されるようなことはあってはならない。
2.事実に基づく感想が相手の権利を阻害するような内容で無い限り制約されたり取り消されてはならない。
上記理由によってどの様に感じるか?は個人の自由であり、それが他者の権利を侵害する内容で無い限りに於いては制約されたり取り消されてはならない。つまり「くつざわ亮治議員に対する動議提案理由の説明」に於いて明記されている「奴隷に落とす」「逆らえば殺される」「ひきょう」「卑劣」という言葉は主観的表現の自由の範囲で、日本共産党そのものの言動を阻害する内容とは言えない。よってこの内容で動議とするのであればこの動議で「無礼の言葉」である、若しくは「議会の品位」を貶めるとは言い難い。表現の自由が優先されるべきと考えます。

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3.事実に基づく感想が相手の権利を阻害するような内容であれば、処罰を含めて検討する余地がある。
>公人が公の場で他者に対して「滅ぼす」というような表現を用いることは、他者の表現の自由を奪う行為であると考えます。
これについては確かに一理あるので議論の余地があると思います。
ただし、今回の「くつざわ亮治議員に対する動議提案理由の説明」には「滅ぼす」という言葉は書かれていません。なのでもし「滅ぼす」という言葉が問題であれば「くつざわ亮治議員に対する動議提案理由の説明」の中に「滅ぼす」という言葉を明記して提出されるべきかと思います。

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ただし、問題は発言の取り消し動議が提出されてそれが可決されていることです。
現時点では推定無罪でなくてはいけないと思われるので、発言は有効状態で有るべきかと思います。
これについては自民党内からも「これはおかしい」という不適切発言もありましたが。

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