人権問題から脱中国を誘導、アゼアス株主総会

質問:質問の前に招集通知にご出席をお控えくださいと書いてありますので、今多くの会社がインターネットのストリーミング放送で株主総会を配信してますのでそれを取り組まれたほうがいいと思います。質問なのですけど、グローバル展開なんですけど米国6月21日にウイグル強制労働を伴う商品を受け入れないという法律が施行されて、当社としてウイグルもそうなんですけど、強制労働を伴うような商品、素材があるのかどうか?そういうものが無いということであればそれを証明するためにトレサビリティーが取れているのかどうか?先程からメーカー機能を上げていくとお話されてましたが、商社ならメーカーにお問い合わせくださいといえばいいけど、メーカーということになると素材からの製造責任が問われることになると思うのですけど、そういったことでのトレサビリティーが取れているのかどうか?をお伺いできればと思います。以上です。
司会:はい、ありがとうございます。(質問復唱)。現在CSRを各お取引様から求められる状態であります。児童労働が無いか?人権問題に起因することが無いか?ということが様々なメーカーから問い合わせが来ております。今足元で全て問題がないということは言い切れない状態でして、引き続き確認を取らないといけない状態であります。(略)。今年だけということではなく継続的に取り組んでまいりたいと思います。以上ご回答申し上げます。
<備考>
ホテルのホールを借りての総会で、参加株主は10名程度。
防護服、防塵服、マスク、フィルター等の感染症、アスベスト作業等の防護関係の衣類、備品を扱っている商社が主な業務で、最近は自社での防護服、マスクの製造に取り組んでいる会社です。今まではマスク等において中国からの輸入が多かったが、国産でのマスクも製造に着手している。そういう中で官庁、公的施設との取引もあること、更にはSDGsの取り組みも進めるということで人権サイドから脱中国を誘導するということの狙いで今回の質問を致しました。感触としては、考慮しなくてはいけないということを後押ししたことが出来て効果的だったと思います。

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