衆院選に向けての都知事選総括

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都知事選及び都議会議員補欠選挙4箇所が終了致しました。
結果は都知事選は小池ゆりこ再選、都議会補選は自民党公認公明党推薦の候補者が全員当選という形にて終了しました。そこで今回は来たるべき衆議院選挙に向けての勝ち組、負け組、その他の私なりの評価をしたいと思います。
<分類>
①勝ち組
グループ1 小池ゆりこ氏、公明党、自民党
グループ2 山本太郎氏、小野泰輔氏、桜井誠氏、れいわ新選組、日本維新の会
グループ3 後藤輝樹氏、西本誠氏

②負け組
グループ1 立憲民主党、共産党、社民党
グループ2 立花孝志氏、NHKから国民を守る党

③その他
グループ1 七海ひろこ氏、幸福実現党
グループ2 ホリエモン新党、日本第一党
クループ3 連合、その他の保守系政治団体

<解説>
①-1 都知事再選を果たした小池ゆりこ氏は当然勝ち組、更に都知事選・補選ですべて推薦をした公明党も勝ち組。自民党は小池ゆりこ氏を推薦こそしなかったが、実質応援に回る形更に補選は公認候補4戦全勝と衆議院選挙へ向けての前哨戦としては自民党の選挙の強さと公明党との連立を確かなものとしたので勝ち組といえよう。
①-2 山本太郎氏は衆院選を見据えて他党との連携を嫌いれいわ新選組単独公認という形で出馬。10%を獲得したので、次の衆議院選挙では東京比例ブロックでの議席を獲得するという確かな足がかりを得ることが出来たという意味では勝ち組といえよう。
また、日本維新の会も小野泰輔氏を推薦という形で全面的にバックアップし、10%に僅かには及ばなかったが、それでも衆議院選挙東京比例ブロックでの議席の獲得へ向けての感触が得られたと見ていいと思うなので勝ち組。
桜井誠氏は日本第一党が統一地方選挙で全滅という事態の後の再度の都知事選挙と言う形であったが、前回を上回る票を獲得。今後の展開が臨める形に引き戻したという意味では勝ち組。
①-3 いわゆる泡沫候補と言われる中で、後藤輝樹氏が2万票と前回の7千票から3倍の票を獲得。西本誠氏は初挑戦で今まで政治活動の経験が皆無だったにも関わらず1万票を獲得。故に勝ち組。因みに2人共ツイッターアカウントに認定がついている。

②-1 宇都宮けんじ氏の応援団の政党、立憲民主党、共産党、社民党。前回の参議院選挙で立憲民主党の候補者が2名で118万票、共産党が70万票取っている。今回の宇都宮けんじ氏はその両方を足した半分すら取れていない。完全に負け選挙。
②-2 参院選でNHKから国民を守る党の大橋候補が13万票獲得しているのに今回立花孝志氏は4万票止まり。やはり完全に負け選挙。

③-1 今回の幸福実現党の動きは全く理解が出来ない。マスコミが取り扱わないのは公党ではないので今更の話であり、その中でも保守系に分類される幸福実現党は反小池氏の受け皿になる可能性があったのに途中放棄は理解出来ない。単純に勝ち負けという評価はしづらい。
③-2
今回の選挙戦で最も際立っていたのはポスターはホリエモン新党だったと思う。ただ、今回の選挙はあくまでも候補者の名前を書くということなので票には結びつかない。衆議院選挙を見据えて比例ブロックのみの狙いということであればホリエモン新党の名前の刷り込みは成功したとは言える。そういう観点からすると単純に勝ち負けという評価は下せない。
それの逆が日本第一党で、ビラ、ポスター、広報には桜井誠氏は全面に押し出されてるが、日本第一党は小さく書かれているだけということ。衆議院選挙で比例ブロックの投票は団体名を書くことになるということなので果してどの程度の票に結びつくか?という課題は残る。
③-3
連合は小池氏支持を打ち出して当選したとなると衆院選で立憲民主党と国民民主党との関係がどうなるか?が焦点。
今回の都知事選挙で擁立もしくは推薦等を見送った、その他の保守系団体、例えば国民保守党、参政党は次の衆議院選挙で候補者をどのような形で出馬させるのか?あるいはまだ見送るのか?そしてその実力・選挙戦術はどの様にするのか?は現時点では全く評価は出来ない。

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