中国問題について、ミライアル株主総会


質問:質問の前に今多くの会社がインターネットで株主総会をストリーミング配信しています。アフターコロナ(の状況を踏まえ)インターネットのストリーミング配信はやられたほうがいいと思います。海外展開で中国の市場ということで、中国に対する地政学的リスクが高まっている中で、海外展開で中国一本足でなされるのでいいのか?例えばアパレル系などは、中国からベトナムにシフトしている部分がある。海外のリスク分散ということからTPP11ということからベトナム、マレーシアなどリスク分散という観点からヘッジを考えられるというようなことも必要なのではないか?ということが1点。もう1点はサステナビリティーの人権問題ということで、株主総会が始まる前に太陽光パネルを使った発電が(映像で)流れてました。環境に対する配慮ということだと思いますけど、その中で、米国ではウイグルの強制労働を伴う商品は使わないということで、その中で上がっているのは太陽光パネル、ウイグル綿で、人権を配慮するとうことになると太陽光パネルがどこのものを使っているのか?あるいは作業着とかウイグル綿をつかっているのか?今使ってるものを破棄してということではなくて、日本政府も公共事業で強制労働を伴うような方針も出ております。そこらへんの今後の取り組みについてお伺いできればと思います。
司会:(質問復唱)。配信に関しては、先ずは世の中の動向を見守って考えていきたいなと思います。中国に関するサプライチェーンのご指摘について非常にいい指摘だと思いまして、私共の社内でも検討しているところでございます(略)。どこに生産拠点を設けるか?については答えは無いですけど、動静を見ながら判断してまいりたいと思います。サプライチェーンの複数化、販売拠点の複数化も見据えてしっかりと考えてまりたいと思います。3つ目の指摘ですが、どのような形で仕入れているのか?は各方面から聞かれますので、先ずは主要なところから進めさせていただいております。正直制服ですとか安全靴とかこういった消耗品までの監視は進んでおりませんが、企業としてサステナビリティー人権環境について配慮していくことは重要だと思いますので、配慮しながら進めてまいりたいと思います。
<備考>
カンファレンスルームを借りての総会で参加株主は10数名。
今回は社長が出席できないということで代理の方が司会を務めていました。
半導体関係のプラスチック製品を製造販売している会社でBtoB形態。
中国に工場があるということを踏まえての質問を致しましたが、一定の効果はあったとは思いますが、社長が不在ということなので、どこまで効果があったかは不明です。

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