国内回帰を日本製鐵株主総会

2番めに質問
質問:徴用工問題については政府と綿密な連携して問題解決を図ってください。
未来会議で武漢肺炎が流行った時に、中国にサプライヤーが集中している。もう少しサプライヤーチェーンを日本の国内に回帰するか、ASEANに移したほうがいいのではないか?という提言がなされました。高付加価値商品に集中していくとうことですから日本に回帰していくという方向だということですけど、あるいはASEAN地域例えばTPP加盟国のベトナムとかマレーシアにうつしていくということになると思うのですけどそこら辺について今どのような考え方を進められているのか?確認させていただきたい。
司会:只今のご質問は生産拠点の構え方についての質問と受け取らせていただきます。私の方からお答えさせていただきます。先ず粗鋼?または製鉄?で一部中国のものを使っているということがありますのでそれについては対策をとって止まることがないようにといたしております。これは購買等についててです。販売については従前より高付加価値商品は日本ベースで生産、クオリテーは海外にうつしている。とうことでやっておりますので、その方針を更に加速させることで対応できると思っております。日本で高級鋼を作っていくという意味は一貫して作るということでそこで技術のコアが開発できるなのである一定のものは日本で生産していくことが必要であります。技術開発として必要ですし、海外事業もマザーとして必要である。この様に考えております。以上でよろしいでしょうか?

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備考:私の質問の前に徴用工問題で補償しろとの意見をいう株主がおり、それに対して会社としてはその意志がないという内容での回答でありました。
なので、私の後にも徴用工問題については質問する人もいると期待してましたので、徴用工問題は冒頭にちょっと触れておいたとうことで、対中国の質問をすることとしました。
経営者側からの高付加価値商品の国内回帰とう言質もとれたので質問としてはよかったかと捉えてます。
NECでもそうですが、最近株主総会で左派的な内容の質問も活性化している感じがあります。今回のように徴用工問題で株主の意見が拮抗している場合はまだいいのですが、そうでない時は政権批判の格好の材料にされる案件です。私のような中国撤退という質問を入れておくと日中記者協定を結んでいるマスメディアが取り上げにくくなり、徴用工で補償しろ!というメディア攻勢も鈍らせる効果もあるかもしれません。

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