中国リスクと女性専用スペースについての理解ある、ナガイレーベン株主総会


質問1:質問の前に今多くの会社が株主総会様子をインターネットでリアルタイム配信しております。ニッチな市場でも必ずある市場、株主総会を見ていて、口コミで今回この様な商品がありますとうことを多くの株主の方に見ていただきたい。株主が一番当社興味があると思いますので。それとリクルート、株を持っているお子様もいるでしょうし、ご両親もいるでしょうから、当社を見ていただけるきっかけにもなるでしょうからそれはやられたほうがいいと思います。
質問なのですけど、グローバル展開を見据えたサプライヤーチェーン及びサイバーセキュリティーについてお伺いしたいのですけど、福島で処理水を放出した際に、中国が水産物を輸入禁止、その他のものも輸入禁止あるいは反日運動がある中で、当社サプライヤーチェーンで中国が挙げられてましたけど、中国に対するカントリーリスクがたかまっているのではないか?残念なことなのですけど。台湾有事とうこともあるかも知れない。あるいは現在の法律でも資産凍結法もある。そういったことより、ビジネス的な合理性ということよりも政治的な思惑で左右されてしまうような国に対してサプライヤーチェーンを設けるとうことはいかがなものなのか?更にウイグルの強制労働を伴うようなウイグル綿、あるいは人権弾圧を南モンゴルやチベットで行われている。反日教育もあって反日感情も強い。日系企業としてはいつどういうようにリスクが発生するかわからない。他の国で、インドネシア、ベトナムで生産している。アパレル関係もASEAN地域にシフトしている。そういうような方に軸足をシフトしたほうがいいのではないか?ということです。
司会:インターネットの配信は貴重なご意見として拝聴させていただきます。中国を含めた地政学的リスクについて、販売面については行われておりません。生産面に於いて30数年前からやっており、当初は生産の比率が非常に高かったのですけど、昨今は海外生産を100とすると、インドネシアが約60,ベトナムが25で、中国が15ぐらいに縮小している。リスクと言う面では(中国での生産を)徐々に縮小させている。
質問2:サイバーセキュリティーについてお伺いしたいのですけど、国もサイバーセキュリティーに対しては能動的な対応を取るということで、米国では中国製の電子機器を使わないということ。日本でも企業によっては中国で使った電子機器を持ち込まない。場合によっては捨てるという対応をとられている。単なるサイバーセキュリティー、ファイアウォールを設けたりとかパスワードを更新したりとかでなくて、中国との取引もある。工場もあるという中で、中国からハッキングされる可能性があるということで、特に当社は医療関係ということで当社をブリッジして医療関係にサイバー攻撃をかけてくるということも十分考えられるということで、当社は地政学的リスク特に中国ということを念頭に於いたサイバーセキュリティーについてどのように対応されているのか?ということをお伺い出来ればと思います。
司会:中国からのサイバーリスクに対して当社の対応ということでお伺いしました。これは非常に難しい問題だと思いますけど、中国との取引については商社を通しておりますので直接の通信網はございません。しかしながら、別の機会でサイバーリスクというのは発生するかも知れませんので、イントラネットが外部につながる部分についてはファイアウォールを設けるとか、メールの開封ついても教育をするとか、まだまだこれは完璧なことではないと思います。リスクを踏まえて今後とも強化していきたいと思います。
質問3:当社女性従業員を多く雇用して頂いて活躍していることで、LGBT法が制定される中で女性の専用スペースを確保されないと、女性が働く上で、活躍する上で問題があるのではないか?歌舞伎町のトイレを男女共用のトイレにしたら女性が誰も使わなかったという事例もあります。当社として女性が働く上で、トイレあるいは更衣室が女性専用になっているのかどうか?心が女性だけど男性が入ってくることにやはり不安であるだろうというのが現実にはある。どんなに理解が増進しても生物学的には不安が多い。特に就職してお子様を預けて安心して働いていただくということの中で更衣室が女性専用になっているのか?トイレが女性専用になっているのか?とうことをお伺い出来ればと思います。
司会:LGBTの世の中になって来て、女性を守る必要があるかということの質問を頂きました。当社としてもトイレは完全に男女で別れております。また、女性は特有の体調もありますので、女性専用の休憩室も設けさせていただいております。工場に於いても同じ対応をしております。
<備考>
本社会議室にて開催。参加株主は数十名。
白衣老舗メーカーで、英国マッキントッシュ社と提携してのファッショナブルな白衣も製造しています。中国に対してのカントリーリスクについては認識している様子で、脱中国への動くを既に進めているということでした。
また、女性専用スペースついて、質問に対してLGBTの理解とかの回答する企業も多々ある中で女性のスペースの必要性をきちっと理解してそれを推進しているとうことで非常にいいのではないか?と感じました。

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