中国リスクについて、あいホールディングス株主総会
質問1:質問の前に今多くの会社が株主総会の様子をインターネットのストリーミング放送で配信しております。人材特に工学系の人材が獲得しにくい中で新NISAで株を買っている層が増えています。来年には株主総会をネット配信されてはいかがでしょうか?
質問なのですけど、当社のセキュリティ関係の取り扱っている中で当社の地政学的リスクを伴うサイバーセキュリティー、例えば中国製の電子機器にはセキュリティ上の問題があることは米国では指摘されています。また、中国に電子機器をもっていってネット接続したらセキュリティ上の穴が開く。そういったことを啓発するのが当社の立場とういことになると思うのですけど、セキュリティの対策としてどのようにされているのでしょうか?ということをお伺いできればと思います。
司会:株主総会のネット配信は時代の流れで変わりつつある。来年出来るかどうかはともかくとして当社もそのように向かうつもりです。サイバーセキュリティーについて中国製は問題あるということで、当社の主力のセキュリティ商品はすべて韓国製で今では中国製は全く使っておりませんのでその辺はご安心ください。
質問2:当社上海に子会社がりますが、先日深圳の日本人学校で男子生徒が殺害されるという非常に残念な事件が有りまして、当社の子会社である中国上海の支店で日本人従業員がいらっしゃるのか?いらっしゃるならご家族がいっしょに滞在されているのか?人権DDという観点から従業員の人権を企業が求められているというのがありますのでそこら辺の対応の回答をご回答ください。
司会:先ほどのご質問の中国のセキュリティも含めて近年の中国のリスクを鑑みて、今上海の日本人は全部引き上げてローカルでやっております。我々中国のリスクを十分に考えながらやっております。
<備考>
時事通信社のホールを借りての総会。参加株主は10数名。
コロナ禍を機会に中国のリスクを重く見る企業が増えており、サイバーセキュリティーあるいは従業員の安全対策の観点から脱中国の動きが加速していると思います。今回の質問はそれを後押しする効果があったと思ます。
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