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キャラクタLCD コンソール

装置の操作を行うRaspberry Pi は、7インチのタッチスクリーンを使って来ましが、用途によってはタイトル画像のようなマン・マシンI/Fが良いようです。

経緯

タッチボタンが小さいと操作に気を使ったり、装置操作とは直接関係のないGUI操作など、PCに馴染みのない人にとってはかえって面倒に感じるようです。
そう言った理由でキャラクタLCDとボタン操作、LED表示を使ったI/Fを試すことにしました。

構造

マン・マシンI/Fとして、キャラクタLCDとタクトスイッチ6個、LEDを2個(2色x1個、単色x1個)、ブザー1個を使えるようにしました。タイトル画像は一部実装していない物です。
これらを制御するためにPICマイコン(18F23K22)を使い、Raspberry PiとはSPIで通信します。

下図のように作業台に置いて使いますが、用途によっては装置に組み込むことも出来そうです。

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上図に見えるLCDの裏側にRaspberry Pi をGIPO用のコネクタで直接接続しています。

横幅は7インチ・タッチスクリーンとほぼ同じと大振りなので、3Dプリンターの造形でケースを作ると高価になることから、アクリル板(3枚)をレーザーカットしてもらってケース代わりにしました。思ったより安価に抑えることが出来ました。

自作の装置はPICマイコンで動作し、UARTでコマンドを受け、レスポンスを返すと言う仕組みのものがほとんどです。
Raspberry Pi に USB・シリアル変換ケーブルを使って接続しています。

他のLinux PC や Windows PC でも使えるように、出来るだけGPIOを使わない方針でしたが、今回の試みではSPIだけですがGPIOを使うことにしました。

初めに一部の装置に使ってみて、特に問題がないなら広く使って行こうと考えています。

アプリのGUI設計の手間が減少

装置制御のアプリを作る際にも、大分楽になったように思います。
メンテや応用をする場面でも工数削減効果を期待しています。

色々使ってみないと気付かないデメリットもあるかと思いますので、ガンガン使って行きたいと思います。


今後とも宜しくお願いします。



出来ればサポート頂けると、嬉しいです。 新しい基板や造形品を作る資金等に使いたいと思います。