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Picoでデバッグ用模擬信号

ココナラでPICマイコンのプログラムを作成するサービスを提供しています。

作成するプログラムの中にはPIC への入力信号を元に信号を出力するものがあります。入力信号はレベル信号の場合が多いのですが、中にはパルス信号だったり入力信号が比較的短時間で変化するものや複雑なものがあります。

ゆっくり動くレベル信号はタクトスイッチの手動操作で入力してデバッグしますが、パルス信号等の場合はファンクションジェネレータ等が使えると思います。

複雑な入力信号が必要な場合は模擬信号を作って入力する必要に迫られることがあります。

そのような時にRaspberry Pi Pico を使って模擬信号を作ってデバッグすることがあります。

MPLAB X でPICを動かしながら、Thonny でPico を動かしてデバッグしています。MicroPython で作る模擬信号はスクリプト言語故に、パラメーターを変えながら試す際に手軽で便利だと感じています。

Pico の信号電圧が3.3Vなので5Vで駆動しているPIC の場合は信号極性(High/Low)反転に注意しながらトランジスタで信号電圧を合わせて使います。

PIC の場合、組み込み系のご相談が多いのですが、このような模擬信号を使うことで在宅でも対応可能な範囲が広がるように思います。
条件によってはフィードバック系を模したデバッグ環境を作って対応することも可能かと思います。


今後とも宜しくお願い致します。



出来ればサポート頂けると、嬉しいです。 新しい基板や造形品を作る資金等に使いたいと思います。