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PICマイコン入手難

タイトル画像は本日現在における秋月電子通商のPIC18F25K22ページの一部です。「在庫切れ」、「納期確認中」、「価格は変更となる場合があります。」との内容です。

仕事で装置を作る時にPIC18F23K22を多用してきましたが、秋月では23K22が姿を消してメモリー容量の多い25K22, 26K22は在庫切れです。

PIC18F23K22を初め良く使うCPUは幾つか手元に確保しているので今のところ仕事に対する影響は小さく抑えられています。

今般の事態を想定したわけではなく、開発工数を抑えるために以下のようにしてきたことが奏功したようです。

採用CPUを数種類に抑える

装置用なので特殊な場合を除いて小ピンに拘ることなく、数種類のシリーズ品を選定して採用することでソフトウェア資産を使い回せるようにします。

装置用は8bitCPUが多く、以下のようなものを使っています。

  • PIC18F23K22  28PIN

  • PIC18F46K22  40PIN

  • PIC16F18318    8PIN (小ピン用途)

  • PIC16F1705    14PIN (8bit DAC内蔵)

DIP品を使う

出来るだけDIP品をソケットに挿して使い、基板改修時などには使い回しています。

オシロやテスターを当てやすいのでデバッグも楽になりますし、何より老眼に優しいのが魅力です。

在庫を確保する

装置用なので比較的少量ですが、急な製作要求に応じられるように手持ち在庫を確保しています。特に使用頻度が高い18F23K22は、今回の半導体不足に対応するために段階的に数十個の在庫を確保しました。

Raspbrry Pi も入手難と高値が続いているようですし、まだしばらく入手難が続きそうな気配です。何とか耐え抜いて行ければと思います。


今後とも宜しくお願いします。





出来ればサポート頂けると、嬉しいです。 新しい基板や造形品を作る資金等に使いたいと思います。