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2023年の滑り出し

1月4日に東京に戻りなんとなく幸先のいいスタートを切れた気がしている。

1)友達に誘われて帰ってきた日にいつものスタジオミロンガに行ったら思ったより人もいてかなり楽しかった。ミロンガ後は友達と久しぶりに軽く食事して近況報告もできた。
6月にお別れしたカレが以前住んでいたところを追い出されて引っ越しした話を聞いたら、胸がすっきりした。辛いのは自分だけじゃないって思えるのはいいことなのかもしれない。(相手の不幸を喜ぶわけではないけど)

2)いつもは入れないペア限定クラスのレッスンに入れた。たまに受けている先生から連絡がきてペア限定クラスで空きが出たので入れてもらえた。色々直されても直し方があまりわかんないんだけど、それがわかるようになるのも今年の目標かな。

3)久しぶりに別のスタジオのミロンガにドレス買う目的で行ったら、8月に決別した友人一同に会ってしまったけど、無視じゃなくてちゃんと挨拶はできた。ミロンガは1人で座ってたけど、嫌じゃなかったし、なんか冷静な自分自身にも驚いた。ミロンガ自体もそこそこ踊れて悪くなかったしオーガナイザーの人もフレンドリーだったのでまた行こうかなと思えた。

4)東京に早めに帰ってきたのは↑のドレス販売とAxel&Agostinaのデモが見たかったから。
昨日はアゴスティーナのフォルクローレとレディースクラスも取れて、今日はデモ見て満足。
アゴスティーナは素敵な人だった。
Tango Femmeというタンゴテクニック使った女性向けの振り付けを教えてくれたんだけど、女性がより女性らしくセクシーに見えるように自己肯定感を上げるための振り付けだそう。
彼女は心理学を学んだらしいのだが、世界中でタンゴを教えてきてどの国でも男性より女性のが自己肯定感が低いのだそう。(つまり自信がなく自分にはできないと思っていることが多い)口角をあげて笑顔を作るだけでも幸福ホルモンのセロトニンが出てハッピーな気分になるのだそう。そして女性がセクシーに見えるポーズやダンスを踊ることも同じでセロトニンが出るため自己肯定感が上がるのだそう。

少し残念だったのは上記の一番重要なメッセージがきちんと通訳されなかったこと。通訳は一部されたんたけど、きちんとされてなかったこと。レッスン自体は通訳はいらないと思うのだがどうして彼女がこのダンスを踊るのかレッスンをするのかというメッセージがきちんと伝えられたらもっと意義のあるクラスになったのではないかと思う。(通訳ゼロなら通訳できるが、一応してる人がいるところで言葉が足りないのを付け足すのは失礼でできない)

アゴスティーナはミロンガでの挨拶でも感極まって泣いていた。日本に戻って来れてとても嬉しいということ。タンゴのプロとしてのキャリアを初めたのは日本だったのでその思い入れが強いということなど、涙ながらにスピーチしていて私も涙が出そうになった。素敵な人だなと思った。短い滞在記でどのくらい彼女のダンスが見れるのかな。


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