首狩り農場/地獄の大豊作

1986年・アメリカ
監督:フレッド・オーレン・レイ

よく犯罪者が逃げ込むところといえば、農場と相場が決まっていますが、今日も男女4人組の宝石強盗が都会から逃げてきました。

しかし、みんな田舎者ですから、都会の薄着のおねえちゃんの姿を見たとたん、野郎どもはちんちんおったててフガフガしだします。
で、強盗(男)の方も「じゃ、俺も。」ってんで、田舎のおばちゃんとっ捕まえては犯しまくりますが、おばちゃんの方も嫌がる様子も無く、「やっぱ都会もんは違うべ。」などとすっかり虜にされちゃいまして、首狩りも地獄もどうでもよくなったところで、痴れ者の農場主(丹古母鬼馬二似)が強盗たちの宝石を盗んで、のんきなカントリーミュージックをバックにおいかけっこした挙げ句、申し訳ていどにみんなで殺しあって終りです。

話しの途中で、ベラ・ルゴシ風のおっさんが「私わ悪魔の使いだぁ。」などと意味不明のナレーションを入れていることから、エド・ウッド作品へのオマージュかとも思われますが、実際は巨乳バカ監督F・オーレン・レイが、作品の出来があまりにもひどいので、そうやって言い訳するために後でくっつけたシーンに他ならないでしょう。

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