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私の歴史。Vol.2ホームページ作りを独学する

「ベランダから環境を考える。upsoil」を運営するアップソイルカンパニー株式会社 取締役社長の中原ひとみです。ウェブデザインTomorrowArchとしてWeb制作業を営みながら、今年2023年5月にアップソイルカンパニー株式会社として起業しました。なぜ起業したの?なぜWebから土のリサイクル?と聞かれることが多々あり、自分のことを整理する意味も含めて「私の歴史」を何回かに分けて書いています。今回の記事はVol.2です。

ホームページ作りを独学する

インターネットの一発逆転の可能性に魅了され、ホームページを作る仕事をしたい!という想いに駆られた私は、ホームページ作りを独学で始めます。

思い返すとどうやって独学したのかあまり思い出せないのですが、とりあえず本を買ってそれを実践するということを繰り返していました。

Adobe Photoshop、Illustratorの使い方、HTML、CSSの書き方、今は無き懐かしのFLASH(音やグラフィックのアニメーションを組み合わせたWebコンテンツ)のHOWTO本の通りに作ってみる。これで何となく作れるようになりました。幸いにも、その頃のHTMLやCSSはめちゃ簡単だったんです!!

今Web制作を学んでいる若い人って優秀だなぁーと尊敬します。最近はプレーンなCSSじゃなくてSassで書いているし・・、PHPにjqueryも使えないと仕事にならない。私の場合は、極々シンプルなCSSの知識から、少しづつバージョンアップされた情報を加えて覚えるだけで良いので何とかなっていますが。。

ちなみに、CSSはWebページのデザインを担う役目、HTMLはWebページの作成、文章の構造を担う役目で、基本的にはこの二つを組み合わせてホームページ(Webサイト)を作ります。

CSSの歴史をかい摘むと
・1996年、CSS 1が勧告
・1998年、CSS 2が勧告 ←私が独学を始めたのはコノあたり
・2006年、Sassが登場
・2011年、CSS 2.1が勧告(CSS2の仕様が不明瞭だったため)
・2013年、CSS4 最初の草案が発表
・2020年、CSS5 最初の草案が発表

ホームページ制作を仕事にするには?

独学で何となく作れるようになったホームページ。仕事をもらうにはどうすればいいんだろう?

実績も経験も無いままでは仕事はもらえないだろうと考えて、短期間のWeb制作スクールに通うことにしました。職業訓練とかではなく普通にスクールに通ったので、それなりに支払ったような・・

いざ通学してみると・・教材はほとんど本屋さんで売られている書籍。それを講師の先生が解説して、教室にあるPCを使ってやってみる。
えーーっと・・それって独学と変わらないのでは?自宅にPCもソフトも揃っていない人にとってはスクールって意味があるのかもしれなけれど、自前で全部揃える気概がなければ身につかないよなぁー。と当時思っていました。(性格悪いなぁー)

それでも、スクールで良いこともありました。
担当の先生からWeb制作のバイト(後にここに就職します)を紹介してもらった事。講師だった先生と数年後に偶然にも同じプロジェクトに参画し、一緒にお仕事が出来たことなど、先生との繋がりは今でも宝物です。
それとディレクションとか設計企画とかの考え方を学べたことはプラスだったかなぁ。

初めてのWeb関連の就職は3ヶ月で挫折

スクールの卒業時に一応就職活動をやった結果、地元ローカルなポータルサイトの制作担当としてインターン的に仮就職しました。

今はポータルサイトなんてものはありませんが、当時はブラウザーを立ち上げて一番最初にアクセスするのがポータルサイトでした。大分の情報をまとめたポータルサイトでした。担当して数ヶ月後には、営業に行ってこい!ってことになって。ポータルサイトの収入源は広告なので、取材先やバナー出稿元を開拓して、自分の飯は自分で稼げって言うのです。制作スキルもままならない中、営業って言われても。。という訳で早々に退職を選択。

そして、スクール時代にWeb制作のバイトをしていた先に一旦戻りました。楽天ショップに出店している国産アパレルブランドのお店です。


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