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「誰もが挑戦に誇りを持てる社会へ」スタートアップ歴15年、採用のプロフェッショナルがUPSIDERを選んだ理由 


UPSIDERへの想い


「自分で選んだ道が正解だった」と語れる人を増やしたい。

そんな志を抱くなかで、UPSIDER が掲げる “挑戦者“の定義にふれ、心から共鳴しました。

UPSIDER のミッションを実現するために、HR という立場からチームの価値を最大化し、世界で勝負できる最強の組織づくりに貢献したい。僕自身も挑戦者として、全力で駆け抜けて行きます。

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UPSIDER で働く人を紹介する『Who we are』シリーズ。

今回語ってくれたのは、2023年7月に入社したShigeru Jinguji(神宮司 茂) さん。スタートアップ業界で数多くのビジネスパーソンのキャリア支援を行ってきた採用のプロフェッショナルが、HR チームの一員に加わりました。

Shigeruさんが UPSIDER への入社を決めるまでに、どのような経緯があったのでしょうか。秘められた熱い想いや、今後の展望についても伺いました。

2023年7月に入社したShigeru Jinguji(神宮司 茂) さんです。

就活に違和感。「人と違う選択をしたい」とスタートアップに就職

ーご経歴を含め、まずは簡単な自己紹介をお願いします。

はじめまして、神宮司(以下、Shigeru)です! 現在はHRチームに所属して、主にビジネス領域の採用業務に従事しています。
経歴としては大学卒業後、知的財産情報プラットフォームを運営するスタートアップに入社。そこから9年半、営業、事業開発、マーケティング等に携わりました。

2018年には for Startups, Inc. に参画。ヒューマンキャピタリストとしてベンチャーキャピタルと連携し、主にアーリーステージのスタートアップのCxO、執行役員、事業部長クラスの採用支援を行いました。

ー新卒でスタートアップ就職をした経緯について教えてください。

僕が通っていたSFC(慶応義塾大学湘南藤沢キャンパス)は文系理系の括りがなく、多様性に富み、自由な風が吹く環境でした。僕は環境情報学部でしたが、クラスメイトは物理学、心理学、経済学など、幅広い分野に情熱を注ぐおもしろい人ばかり。昔から自分と違う人に興味を持つタイプの僕にとって、常に新しい価値観に触れられる大学生活は楽しく刺激的でした。

ところが就職活動が始まった途端に、みんな一斉に黒いリクルートスーツを着て、同じ大企業への就職を目指し始めました。その光景を見て、「なんで一気に没個性化しちゃうんだ…」とショックを受け、大きな違和感を覚えたんです。

「自分は人と違う選択をしたい」という思いから、就活をせず、弁理士試験に挑戦することに。もともとアニメや漫画が好きで、大学の講義で知的財産権について学んだというきっかけもあり、「人の知恵が生む価値の大きさ」に惹かれて著作権のゼミに入り、研究もしていました。

そこから1年、必死で勉強をしましたが、力及ばず不合格。特許事務所や企業への入社に切り替え就活を始めたものの、自分を受け入れてくれる企業は全くありませんでした。「既卒者」というタグが付くだけで、ここまでハードルが上がるのかと愕然としました。
そんなある日、知的情報プラットフォームを運営するスタートアップをネット検索で見つけ、「ここだ!」と運命を感じました。採用ページがなかったので、問い合わせフォームに経歴書を打ち込んで送信。数日後に面接をしてもらったのですが、結果は不採用でした。

でも、どうしても諦めきれなくて。「無報酬で良いので一度働かせてほしい。役に立たなければ諦めます」という趣旨の長文メールを送り、想いをぶつけました。すると、「その心意気は買う」と再度面接のチャンスをもらい、採用いただきました。2008年8月のことです。

スタートアップ歴15年、業界を牽引する立役者に


ー1社目のスタートアップでは、どんな経験をされましたか?

僕が入社したのは黎明期のスタートアップで、当時の社員は8名ほど。入社直後のことはよく覚えています。オンボーディングはもちろん存在せず、入社3日目に「上から順番に電話をかけてね」と、上司から1万行近いエクセルの営業リストを渡されました。でも、何をどうしたらよいのかさっぱり分からず。「仕事の進め方を見させてください」と上司に頼み込み、独自のマニュアルを作ってひたすら営業の電話をかけまくることから、社会人生活は始まりました。

最初から、困難と挫折の連続でした。入社した翌月にリーマンショックが起きて、仕事がほぼゼロに。会社の存続をかけ、死に物狂いで働きました。ようやく事業が安定してきた2011年には、震災が勃発。その影響も多大なもので、目の前の仕事に追われる日々でした。

それでも、仕事自体はすごくおもしろかったです。約3年ごとに会社のフェーズが変わり、人もどんどん増えて、自分の役割も目まぐるしく変化しました。

営業をはじめ、事業開発やマーケティング、採用人事などに幅広く従事。大手メーカーや特許事務所への人材採用支援や営業支援では、弁理士試験の勉強で得た知識が活きました。2012年に会社が資金調達に成功してからは、仕事も徐々に軌道に乗り始めました。

ー for Startups,Inc. に転職をした理由とは?

30歳を過ぎるまで1社でひたすら走り続けるなかで、「外の世界を知りたい」という思いが強くなり、転職活動を始めました。その活動を支援してくれたのが、for Startups, Inc.でした。

for Startups の紹介で出会った企業はどこも素晴らしく、1社を選びきれなくて。そこで、「自分が for Startups に加われば、スタートアップ業界そのものを応援できるのでは?」と閃いたんです。

当時の for Startups は40人ほど。興味があった「Deep tech 領域のスタートアップ採用支援を立ち上げよう」という構想にも惹かれ、ご縁をいただき入社しました。最初の3年はプレーヤーとして、2021年からはマネージャーとしてチームを作りながら、部門横断のメンバー育成のプロジェクト責任者も兼務しました。

マネージャーになって最初の半年間は、「自分がすべてやらねば」という過度なプレッシャーから、メンバーの特性や能力を活かしきれず、大切な仲間が去ってしまうという辛い経験もしました。それを機に、自分を含めたメンバーの特性やそれぞれの強みを最大限に発揮できるよう、チームにおける自分の役割や日々のメッセージを変えました。

特に意識していたのは、「ロマン」と「ソロバン」をバランス良く両立させること。僕は、仕事の夢やビジョンを熱く語る「ロマン」は得意ですが、細かい数値管理といった「ソロバン」が苦手な人間です。そこでメンバーの中から「ソロバン」を得意とする方と一緒に、強いワンチームを作れるよう活動していました。

互いに得意なことの掛け算に本気で取り組んだ結果、チーム全体の力が一気に引き上がったんです。チームは最大で10名まで拡大し、その中からマネージャーやトップパフォーマーを4名輩出することができました。前職でもチームを持つことはありましたが、この時初めて、マネージャーとしての達成感を得ることができました。

UPSIDERが掲げる “挑戦者”の定義と価値観に共鳴して

ーUPSIDERに入社を決めるまでの経緯について教えてください。

マネージャーとしての仕事を一つ形にできたということもあり、「次の数年はどんなテーマで走ろうか?」と考えるタイミングがありました。僕はスタートアップが大好きでしたが、一方で「挑戦の選択肢はスタートアップに限らない」という思いも日に日に強まっていました。

志の大きさに優劣なんてないし、挑戦はすべて尊いものなはず。それなのに、社会的影響力の大小で評価をしがちな世間の風潮に対し、自分なりに抗ってみたいという気持ちがありまして。

実は UPSIDER は、for Startups 時代からご縁をいただいており、採用支援に1年ほど関わらせていただくなかで自然とファンになっていました。そんな中で、UPSIDER の共同代表であるTomoさん(水野)の note を読み、その一説が自分の価値観に繋がる感覚を得たのです。

「アフリカで鶏をあと一羽飼いたいおばあちゃんも、自動運転を実現したい起業家も、VTuberになりたい日本の女子高生も、企業運営を効率化したい経理担当者も、今より良い未来にしたいと願って行動している全員が挑戦者です」

水野のnote より

それはまさに、僕が追求したい世界観でした。その言葉に深く頷き、改めて UPSIDER のミッション「挑戦者を支える世界的な金融プラットフォームを創る」に、心から共感しました。

さらに、社員60名の UPSIDER が、向こう1年で100名以上の採用を目指すというダイナミックな話を聞き、「自分もその挑戦に加わりたい!」と突き動かされました。この会社でなら、誰もが自分の挑戦を誇らしく語れる幸せな社会づくりを目指せるはず。そう確信し、入社を決めました。

ー実際に入社されて、今の心境はいかがでしょうか?

UPSIDER に対し、「華々しい経歴を持ったプロフェッショナル集団で、ちょっとドライな雰囲気の会社」というイメージを持つ方は少なくないかもしれません。僕自身も、ジョインする前はそのような印象を抱いていました。
でも実際は、「素直であること」をベースに、フラットな環境の中で率直な相談や意見交換ができる風通しの良さがあります。「結論、助けてください!」というミーティングメモを見たときは、けっこう驚きました。

一方で、謙虚でありながら、プロフェッショナルとしての矜持もある。UPSIDER のミッションが社内全体に浸透し、一人ひとりがお客様や社会の幸せに本気で向き合っている。だから自分の意見もしっかり伝えられる。このバランスが絶妙なんです。

外から見えにくいUPSIDER の魅力がたくさんあるので、内側からもっと発信していきたいと改めて感じています。

UPSIDER オフィスがある飯田橋にて

才能を掛け合わせ、世界で戦える強いチームへ


ー今後の展望があれば教えてください。

UPSIDER の成長をより加速させるため、採用活動に全力でコミットしていきます。メンバー各々の才能を掛け合わせ、化学反応を起こし、世界で戦える最強のチームづくりに貢献したいです。
UPSIDER を通じて僕が実現したいのは、誰もが挑戦することに誇りを持てる社会です。個々の挑戦のハードルを下げ、心理的な壁を取り払い、より良い社会のために頑張る人たちを全力で応援していきたい。その先で、「自分で選んだ道が正解だった」と笑顔で語れる人が、世の中に一人でも増えたらいいなと思います。

ーUPSIDER に興味がある方に、なにかメッセージをお願いします。


UPSIDER が目指す世界観を実現するためには、まだまだ仲間が足りていません。UPSIDER のミッションに共感し、「一緒に船に乗ってみたい」という志がある方は、ぜひ飛び込んできてください。私たちがお待ちしています!



UPSIDER, Inc.では一緒に働く仲間を募集しています!!


神宮司と話してみたい!ピンときた方、ぜひカジュアル面談しましょう!


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