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缶コーヒーってカッコイイ

コンビニに行けばコーヒーマシーンで美味しいコーヒーが飲める時代に、あえて缶コーヒーを手に取る私がいます。何故なのか、その理由はシンプルです。それは、カッコイイからです。この「カッコイイ」という言葉は主観的で、一体どういうことを指すのかを考えてみたくなりました。

まず、缶自体が魅力的です。最初に断っておきますが、ここでの「缶コーヒー」は、プルタブで開けるタイプのものを指します。そのプルタブを開ける時の音、スチール缶の鈍い音が心に響きます。
サイズ感も素晴らしいです。手のひらに収まるサイズで、持ち方にもバリエーションが生まれます。下から支えて飲む、上から挟んで手軽に持つ、横から挟んでグイッと煽る、どの持ち方も独自の雰囲気を持っています。それが缶コーヒーならではの魅力です。

さらに、缶コーヒーはサラリーマンの飲み物としてポジションを確立しています。忙しい朝でも手軽に飲めること、コンビニや自動販売機で手に入ること、量がちょうどいいこと。これらが、サラリーマンにとって嬉しい利点として位置づけられています。そして、それが私たちサラリーマンに、いつでも手軽に利用できる「仲間感」をもたらしています。

さらに、サラリーマンではない人が缶コーヒーを選ばないことが、サラリーマンたちにとっては一層カッコイイと感じさせます。休日には自宅でドリップコーヒーを飲むだろうし、友達とのコーヒータイムにはカフェに足を運ぶでしょう。
深夜まで残業する人、建設現場で汗を流す人、寝不足の朝に出勤しなければならない人、これらのサラリーマンたちにとって、缶コーヒーは彼らの味方なのです。その泥臭く真摯に働く姿には、缶コーヒーが似合っていると思うのです。

言葉にすると、やはりカッコイイなと思います。缶コーヒーを飲むことで、私もカッコイイサラリーマンになれている気がします。明日も缶コーヒーを手に、仕事に打ち込んでいこうと思います。

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