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20240910:きのこのこと全然知らないけど、生えているのを見つけると楽しい

図鑑で見るコケと現地で見るコケはさほど違いがないように思います。
でも、キノコは全然ちがう。虫に食べられて欠けていたり、人間が踏み潰したり、自重でへたっていたりする。図鑑の写真は相当きれいな瞬間を発見して捉えています。

へたっている
自重で倒れているテングタケのなかま。iPhoneと比較すると大きさが伝わるかも

むかしは粘菌、今は変形菌と呼ばれる菌類もいる。
落ち葉や倒木を分解する。
こういう菌類が発生したから大量の木を分解した石炭紀があり、今の人類がエネルギーとして昔の植物のなれの果てを(二酸化炭素を吐き出しつつ)利用できていると思うとありがたみしかない。

多分ツノホコリの仲間

白いキノコと思ったらギンリョウソウ。
こちらは菌従属植物で、自分では光合成しない。地下の菌類から栄養をもらって生きているとか。
いつも春先から梅雨くらいにかけて見かけるのに、秋にも出てくるのかと個人的には新しい発見。

確かに竜ぽく見えるギンリョウソウ(銀竜草)

山に行くことは良い景色を見るというよりも、知らないものを見つけたいという欲求が原動力になっている。
わたしは楽器も弾けないし、絵を描く集中力もない。
ただ、こうして野山を歩いて発見していきたい。
見つけられる視力があるうちは続けるつもり。

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