我が家が文化をつくる場

新しい生活様式における学校と学び 汐見稔幸 

使用価値よりも存在価値を大事にする(高く売れるとかではなく、善くあること自体が価値とする価値観)ことを人間らしさとする完成を人間は長く持ってきた。文化にこだわること、手間暇かけていいものを造ること自体が人間の感動、喜びなのだということを身体で感じるような育て方が大事になっていきます。大事なのは、我が家を文化をつくる場にするという決意です。家庭を消費する場から生産もする場へ。それが子どもたちが今求めているものだと思います。

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教育と医学 2021年1・2月号「新しい生活様式における子どもの学びと育ち」より



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