物理の時間・心の時間

「巣籠もり」を適度に取り入れた生活にも、漸く慣れてきて、巣籠もり初心者だった頃は、一日中、家の中に居るなんて刺激の無い、退屈な時間は何故、こんなに長く感じるの?と、閉口したが、最近、そんな、ゆったりした時間の中で、のんびりするのも、悪くないと、割り切って、そのやたらと長く感じる時間を楽しめるようになってきました。
せっかくなので、僕は、これを機に、以前から気になっていた「時間の不思議」について、じっくり掘り下げて考察してみようと思います。よろしかったら、お付き合い下さい。

僕が不思議に思うのは、実際の時間の速度と、それを感じる「体感速度」にズレが有る事です。例えば時計の秒針を、じっと見ている時は、そのズレは、生じないが、時を忘れて何かに没頭している時は時間は、そうでない時より、明らかに「あっという間」つまり、体感上の経過速度が速い
 あるいは、また、楽しい時間は、速く過ぎ、楽しくないと感じる時や、退屈を感じると、時間はなかなか経過しない。つまり「遅い」一体どれが正しい時間の速度なの?

やがて、コロナ禍が終息すれば、時間は、元の速度に戻る?

その為のワクチン開発に携わる方や、医療の現場で頑張っておられる方々は、日々、多忙を極めているだろう。 巣籠もり中の暇つぶしに、こんな、おかしな記事を書いている僕の時間より、濃厚な時間を過ごしておられるから、僕が持て余している時間とは、時間の体感速度が違うだろう。と考えると、かの天才の言った通り、「時間は相対的」なのだろう。もちろん理系オンチの僕だって、相対性理論は、そんな意味での相対性を説くものでない事ぐらい分かっている。 でも、日常生活において、同じ時間を「あっという間の一日」に感じたり「苦痛な程長く感じる一日」だったりする事は、よく有る現象だが、それには科学的な説明は、どう付くの?

一般的に時間は「物理現象」とされているが、ここまで記した通り、明らかに「心の現象」との側面も有る。その側面には「○○性理論」なんて何らかの法則性は、まだ見つかってないの?

 巣籠もりで、リスクが、軽減するなら、この「暇」価値が高い。と、喜んで、享受しよう。全く、この世に「時間」ほど、不思議なものは有るまい。こうして、時間に思いを馳せると、良い暇つぶしに、なります←只の時間の無駄?
結論=時間は意識していると遅く感じ、意識し過ぎると無駄になるようです。

ここまで読んでくださった方には失礼かと思いますが、無駄な時間を過ごされて、お気の毒です。

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