タイムスリップに御用心

旅行どころか、外出さえ出来ないGWの暇潰しに、古いアルバムの整理をしてみました。
僕は、わりと旅行をする方で、いろんな旅行写真が、アルバムに無造作に並んでいたが、我が人生最大の旅「タイムトラベル」の記録が見当たらない!

実は僕は、十七年前にタイムトラベルを経験しました。と言うと、荒唐無稽に聞こえるかも知れませんが、それは、誰にでも起こり得る、有りふれた旅でした。

高血圧を、「忙しさ」に、かまけ、放置していたら、脳卒中で倒れ、救急搬送~手術~入院と、なったのだが、「脳の病」だから、倒れた時は、意識は無く、救急車を呼んでくれたのは、倒れている僕を見つけた人だったし、また、来てくれた救急車にも、自ら乗り込んだり出来ないし、手術の際、手術台にも上れない訳だ。

その手術の後、僕は、数日間ほど、昏睡状態だったらしい。つまり、その時、僕は、「目覚めると、数日後の世界の見知らぬ場所(病室)に居た」という希有な経験をした訳だから、ほとんどタイムトラベルと変わらないが、その後遺症で僕は、半身不随の身体障害者になったので、体の半分だけまだ、亜空間を漂っているのかも知れない。と、僕のタイムトラベル初体験は、SFなのかホラーなのかよく分からないものでした。

外出自粛も大切だけど、ある程度体は動かさないと、自分の体の不調に気付き難いので、人混みを避ける等の「リスク管理」に充分、留意した上での健康管理目的の外出(散歩・ジョギング程度)は、お勧めします。

気付けば、数日後の見知らぬ病室・・なんて望まぬ旅は、ぜひ全力回避して下さいね。

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