時空の歪んだレストラン

今日外食店へ行った。今日は多忙だったから、食事は、短時間で済ませたかったので、速やかに入店し、急いで注文したが、なかなか料理が届かない。よく有るシチュエーションだけど、これは、不思議な状況だ。

何故、注文から、料理が来るまで時間がかかる店が多く有る?

「回転率」は飲食店経営の最重要ポイントだろう。
少しでも早く料理を提供し、お帰りいただかないと、次のお客様を招けないから、料理の提供速度は、売上に直結するから、店・店員さん達は、極力早い対応を心がけている筈だ。しかし、そうして「急いでいる時間」は、早く感じ、一方、僕は、「待っている時間」の中だ。そんな時間は、長く感じる。つまり、店員さんと、僕とは、時間の体感速度が、かなり違っている事になる。 飲食店には、こうして、複数の時間が存在するのかもしれない。

「待っている時間」に苦痛を覚え、実際より長く感じるのだから、
待つのを止めてしまえば、問題解決の筈だ。とは言え、頼んだ料理を待たず帰っては、無駄足なので「ただ待つ」のを、やめて、その待ち時間を有意義に過ごせば、気が紛れて、待ち時間を短く感じるだろう。

たとえば僕は、こうして「待ち時間」は、極端に苦手だが、人を待たせる事は、むしろ、得意で、遅刻の常習犯だから「待ち時間」に関しては、迷惑を掛ける側の担当なので、料理をイライラして待っている間、自分が、いかに人にそんな思いをさせて来たか、猛省する機会としよう。僕が、今まで人を待たせた時間が、今度は、我が身に振り返ってきているのだから、これを今後、人を待たせない為の修行の時間と受け止め、反省して暇を潰そう。

こうして、過ごし方次第で、長くも、短くも、なるなんて不思議だ。

時間なんて、こんな曖昧なもの、本当に実存する?
有史以来の思い込み?(有るような気がしているだけ)
誰もそれを見た事も無いし、有るような気がしているだけなら、時間とは「物理現象」でなく「心理現象」かも知れない。「感じている」「有ると考えている」だけなら、「心理」でしょ。僕の遅刻にイライラし、僕を𠮟責する者に言ってやろう「時間なんて幻想だよ」ってね。←反省してね~じゃね~か。

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