相対性検証実験


先日、通販で、コーヒー豆を注文した。
配達は「今日の午前中」というだけの、ザックリした予定だったから、普段より少し早く、目が覚めてしまい。 まだか?まだか?と、ワクワクしながら、首を長くし、待っていたが、なかなか届かないので、僕は、待ち時間に痺れを切らし、部屋の掃除をしながら待つ事にして、窓ガラス、ベッド下、トイレ、浴室と、丹念に、じっくり掃除をしたが、結局、宅配が来たのは、正午の直前だったから、午前中という配送予定としては、ギリギリだ。早朝から、そんな時間まで、掃除していたから、さぞ、キレイになっただろうと、自室を見渡すと、そうでもなかったから「待ち時間」という時間の性質上、実際より、長く感じていただけで、「まだ来ないの?」と、「気もそぞろ」でなく「何が何でもキレイにするゾ!」と、一糸不乱に掃除に打ち込めば、また、時間は「あっという間」と、感じたかも知れない。何らかの「行為」に没頭している際の時間は、そうでない時より、早く感じますね。また、楽しい時間は早く終わり「待ち時間」等の辛い時間は長く感じたりしますね。
 そんなふうに状況次第で、時間は、速く感じたり、遅くもなるのが、僕は、不思議でならない。この「不思議」の仕組みを僕は、知りたいです。それって、本当に「そう感じている」だけ?
 時間は、そんなふうに、状況次第で実際に、伸び縮みしているんじゃない?だって「そんな訳ねーよ!」って、誰も詳しく検証してないだけで、今日の「待ち時間」は、かなり長く感じるな~。なんて感じた瞬間、ストップウォッチを起動し計測したら、普段より数秒違って測定されるかもしれない。まぁ「時間が、相対的」である事は、アインシュタイン博士が、立証済みだけど、僕は、数学オンチで、物理なんて、チンプンカンプンだから、自分なりのやり方で、その証明を試みます。

まずは、時計を、じっと見る。見ているだけなら、暇だから、時間は、緩やかに、ゆっくり過ぎてゆくように感じるけど、それだけじゃ「検証」にならないから、秒針の動きに合わせて「足踏み」でも、してみよう。カチリ(←秒針)ズドン(←足踏み)って感じね。ただボーっと時計見ているより、単純な作業が一つ加わっただけで、確実に時間の速度は速く感じるようになった気がする。じゃぁ次は、足踏みだけでなく、交互に、拍手も加えてみよう。「カチリ・ズドン・カチリ・パン」おっと、これで、また時間は、さらに加速したぞ!

この、おかしな記事を、ここまで読んでしまった、気の毒な方に朗報です。

こんな与太話にお付き合い下さった、お礼に、この数日中に、あなたに幸福が届くよう、手配しておきます。「そんな馬鹿な」と、期待せず、それを待つのと、「いったい、どんな幸福だろう」と、ワクワクして待つのでは、時間の速度は、違って感じると思いません?
ほら、やっぱり相対的でしょ。

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