「食欲の秋」という謎


「食欲の秋」と古くから言われているが、これは、不思議な現象です。

人もサルも、類人猿全般は、冬眠をする生き物でないのだから、

その食欲は無駄では?実に不自然だ。また、もっと不思議な事は、一方の食材だ。

他の生物が冬眠や、「冬の厳しさ」に備え食物を漁り出すこの時期に実り、「食べ頃」を迎える動植物が多すぎない?
この時期を避けて実り、繁栄する動植物の方が生存競争を制する方が自然だと思う。

自然は、不自然な程、合理的に、整然と、理にかなって、実に巧妙で精緻にうまく出来ているものだが
この件に関しては何か変です。なぜ、食べられやすい、この時期の食物は淘汰を免れたのだろう?

自然は、干上がった大地を雨は程良く潤し
太陽の熱は、森を焼かない程度に、程よく降り注ぎ、と、全て「ほど良い塩梅」に出来ていて、四季は滞りなく廻り、命を育み、

毎日欠かさず朝は昼に成り、夜が来る。
当たり前と言えば、当たり前だが、やはり、不思議だ
こうした整合性を有す一方で、自然は、人には解けない謎や、「見えない理」を備え持っている所も含め、「自然の摂理」なのかもしれない。
 分かってしまえば、人は、更に、傲慢になり、それを犯し荒らすかもしれない「謎」は実に絶妙な塩梅で存在しているのかもしれない


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