世界の見方
特に購入予定は無いが、「デジカメ」 の商品一覧を覗いた、デジカメにも「魚眼レンズ」のタイプが有るのは、意外だった。
僕は、以前から「魚眼レンズ」とは、誰が・何故・どんな時に・何の為に・どう使うものなのか、ずっと不思議だった。
また、もっと不思議なのは、そもそも、本当に魚には、世界は、あんな風に見えているのだろうか?あまりにも我々に見えている世界の姿と違い過ぎているではないか?
そんな風に、生物には、それぞれの生活環境・生活習慣に応じた「視覚器官」が有り、世界は、それぞれに違った姿で見えているのだから、どの生物に見えているのが、正しい世界の姿なの?
例えば、もし、初期の地球の原始の海から生物の進化をやり直したら、
今度は、宇宙船を開発し、宇宙から地球を見る程の文明を築くほど進化を遂げるのが、可視光が見えてしまう、我々類人猿の子孫ではなく、色盲系の動物(犬・猫・馬たち)の子孫だったら「地球は、青かった」という迷言は「地球は特に別に、普通に、他と同じく、地味な白黒だっ た」となっていたかも知れない。多種多様な生物に、それぞれの視覚器官が有り、世界の姿は、それぞれ違って見えているのだから、今、僕が見ている景色が「正しい世界の姿」である訳が無い
他の種を絶滅に追い込み、森を焼き、オゾン層に穴まで開け、・・・等と、我々は、霊長類最悪の困った猿なのだから、最も正しく振る舞えない種の視野が最も正しい訳が無い。
デジタルという進化の最先端のような時代に、哺乳類から見て、進化の遅れた魚類達の視野を覗いて、襟を正し、進化の方向性を考え直す為に、デジタルの時代に、魚眼レンズなんてレトロな代物が残ったのだろうか?
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