見出し画像

スタートアップ支援拠点「TOKYO UPGRADE SQUARE」にて「UPGRADE with TOKYO 第10回 (テーマ『デジタルの力を活用したスポーツ環境の創出』)」を開催しました!

1月27日に「TOKYO UPGRADE SQUAREオープニングオンラインイベント」にて「UPGRADE with TOKYO 第10回」を開催しました。
今回の第10回イベントでは、『デジタルの力を活用したスポーツ環境の創出』をテーマに、事前審査を通過した5社のスタートアップが東京都との連携に向けて提案を行いました。

【UPGRADE with TOKYO 第10回】
募集テーマ:
『デジタルの力を活用したスポーツ環境の創出』
募集概要:
東京都は、誰もが、いつでも、どこでも、いつまでもスポーツを楽しむことができる「スポーツ都市東京」の実現を目指しています。
スポーツに関心を持っていただくとともに、運動習慣の定着化につながるような、スマートフォンやパソコンなどのデジタルツールを活用したサービス等の提案を募集します。

優勝社に選出されたのは、エーテンラボ株式会社による「ピアサポート型習慣化アプリによる行動変容で都民の運動及びコミュニケーションの活性化」でした。

【概要】
多忙な働き盛り・子育て世代、高齢化など様々な状況に加え、コロナ禍で運動不足になってしまう。運動したい!でも続かない…といった状況を解決するためのソリューションとして、
ピアサポートテクノロジーとナッジ理論、ゲーミフィケーションを応用した機能で、楽しく行動変容を促す、5人1組の励ましあいコミュニティ「みんチャレ」を提案。
「みんチャレ」は新しい習慣を身につけたい5人でチームを組み、チャットで励まし合いながらチャレンジする三日坊主防止アプリで、常にポジティブなフィードバックを受ける環境で習慣化します。
東京都と協働して実施したい取組案は、週1スポーツ+毎日運動記録を行うコミュニケーション活性化施策の実施。
「みんチャレ」を活用して、都民がスポーツを楽しみながら社会貢献し、取得した健康活動データを利活用し更なる健康増進・生活習慣病改善に繋げてくことを提唱した。

ピッチイベントにおいては、優勝社の他にもデジタルツールを活用した様々なサービスの提案がありましたので、4社の提案概要をご紹介致します。

エンタメ対戦型フィットネスアプリ「FITRIS」(FunLife株式会社)

約8割の人が運動不足を感じているなか運動を継続させるためにはモチベーションが必要です。
FunLife株式会社はオンラインで人と繫がり、ゲームのように楽しみながら、運動ができるオンライン型対戦フィットネス「VSFit」というサービスにより、モチベーションをいかに継続させるかという課題に取り組む。
「VSFit」ではPose Estimation技術(Cmuter Vision × AI)を活用し、スマホカメラでユーザーの運動データを自動で認識/解析し、その運動データで対戦をする。
仕事、育児により時間の少ない年齢層であると考える「子育て世代」をターゲットとして、日々、親子で楽しみながら家の中で運動することで都民の運動習慣の定着化目指す。

オンラインパーソナルジムBoot homeのご紹介(株式会社Boot home)

「事前予防の文化を作る」をビジョンに掲げる株式会社Boot homeが提案するのは
自宅で運動と食事を習慣化する「オンラインパーソナルジム」
いつでもできるからこそやらなくなってしまうオンラインフォットネスをトレーナーがマンツーマンで伴走することで続けられる、オンラインコーチングに注力することでトレーニングをやり切るための仕組みづくりを行う。
今後の展開として、日常的なヘルスデータを元にしたデジタルヘルスケアサービスを開発中。
食事制限や運動習慣が必要な方ほど情報感度が低く、予防医療に関するサービスを届けづらいという現状に対し、東京都との協働により生活習慣病の兆候がある方向けのBoot homeを活用した実証実験を提案した。

運動不足問題をアプリ1つで解消!BeatFit(株式会社BeatFit)

2%の時間シェアである「運動」にアプローチをするのではなく、それ以外の大半を占める生活習慣の一部を「楽しく体を動かす時間」に転換するという運動習慣形成に向けたアプローチを行う株式会社BeatFit。
1日3分からいつでもどこでも生活に合わせて使えるという音声コンテンツが主体のサービスで運動不足問題の解消を目指す。
東京都職員への導入により運動の機会を提供し、どのくらい都庁の中で運動習慣がどのくらい改善したのか企業の参考となる先行事例をつくることを提案。

世界初の生実況付運動アプリ ライブラン(ライブラン株式会社)

生実況を聴きながら、違う場所にいる人々がリアルタイムでランニング、ウォーキング、ヨガ、筋トレなどを通じてつながることができる新感覚の運動アプリを提供するライブラン株式会社。
自宅から参加できる便利さと、運動をゲーム感覚で楽しめるエンターテイメント性、そしてキーポイントなるトレーナーや仲間と一緒に続けられるコミュニティ感により、ローンチ後、継続率93%を実現し多くの人が運動の習慣化に成功している。

ピッチ審査で審査委員から都政課題の解決に資すると認められたスタートアップは、都との事業の協働等に向けた具体的な交渉を進めるきっかけを得ることができます。

次回、第11回は『通信技術・デジタル機器を活用した都立文化施設のアクセシビリティ向上』をテーマに2021年2月16日(火)に開催致します。
(※ピッチのご応募は締め切らせていただきました。沢山のご応募ありがとうございました。)
詳細は公式ウェブサイト(https://upgrade-with-tokyo.jp)をご覧ください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?