見出し画像

UPGRADE with TOKYO 第11回を開催しました!(結果速報)

2月16日(火)に東京におけるスタートアップ支援の拠点となる「TOKYO UPGRADE SQUARE」にてUPGRADE with TOKYO第11回を開催しました。

UPGRADE with TOKYO 第11回
開催日:2021年2月16日(火)
会場:TOKYO UPGRADE SQUARE(新宿区西新宿二丁目6番1号 新宿住友ビル25階)

募集テーマ:
『通信技術・デジタル機器を活用した都立文化施設のアクセシビリティ向上』
高齢化や共生社会などの東京の社会課題、そしてコロナ禍における社会的孤立といった課題に対し、人々の「ウェルビーイング」※を推進する方法として、芸術文化や文化施設の今日的な意義が問い直されています。
そこで、高齢者、障害者、外国人、乳幼児等に向けた文化施設のアクセシビリティ向上や芸術文化の鑑賞・創作・発表機会の拡大、新しい魅力の創出を目的に、通信技術やデジタル機器を活用した「誰もが、いつでも、どこでも芸術文化を楽しめる環境」の実現に資する新たなサービス等を募集します。
※ウェルビーイング(Well-being):身体的な健康(ウェルネス wellness)だけでなく、精神面、社会面も含めたすべてにおいて良好な状態

■課題
IoTやDXが可能にする、誰もがアクセスしやすい文化施設の実現

・文化施設の作品・資料等にアクセスするための情報支援サービス
手話映像、音声ガイド、音声文字変換、スマートOCRなどの多様なアクセス設定が付属したアプリや情報支援機器など。来場者の様々なニーズや障害の特性に応じて必要なアクセシビリティを確保することで、文化施設を身近なものにしていく。

・音楽や演奏会を、光や振動などで楽しむデバイス
音を光や振動、触覚などに変換し、観覧者が音とともに演奏会を楽しむためのウェアラブルデバイスや座席シート、クッション等のデバイス。聴覚のみに拠らない音楽の新しい楽しみ方を提供する。

・展覧会の遠隔鑑賞を可能にするサービス
会場までの距離、障害や持病、感染症予防対策などで展覧会場に直接訪れることが難しい人々と会場を繋ぐシステム。学芸員の解説ツアー等の体験機会を様々な人々に提供する。

イベントの様子はこちらから御覧ください。

優勝は株式会社GATARIによる「既存の設備に一切干渉せずに空間の文化価値を高めるデジタル世界の構築」でした。
その他の登壇企業は以下の4社です。

株式会社GIF
「さまざまな感覚、身体の特性を持った人が共に楽しむ「共遊楽器」」

Hapbeat合同会社
「“VibeShare”: 触覚とエモートで体感・共有する オンライン鑑賞/演奏会の双方向化技術」

ピクシーダストテクノロジーズ株式会社
「SOUND HUG - あなたの体が耳になる。」

LOOVIC
「『LOOVIC』誰もが行き通い、苦手のない街にTokyo」

過去に開催したイベントの様子も公式ウェブサイト(https://upgrade-with-tokyo.jp)でご覧いただけます。ぜひご視聴ください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?